相模国三ノ宮・比々多神社

季節のずれ

季節は夏至(げし)の次候で「菖蒲華」(あやめはなさく)の頃です。

かつて太陰太陽暦(たいいんたいようれき)の暦法(れきほう)で、832年間も使用されていた宣明暦(せんみょうれき)には「蜩始鳴」(せみはじめてなく)とあります。

この暦は中国暦であり、中国との季節のずれを直すために改暦(かいれき)され、日本固有の国暦である貞享暦(じょうきょうれき)が渋川春海(しぶかわはるみ)により導入されました。

江戸時代には宝暦暦(ほうりゃくれき)、寛政暦(かんせいれき)、天保暦(てんぽうれき)と改暦が繰り返され、明治6年に現在の太陽暦であるグレゴリオ暦が導入されています。

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今日は真夏日に届きそうな暑い一日でしたが、境内では蝉の初鳴きが聞かれました。

去年より6日早く、一昨年より4日早い状況です。

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