2016年3月21日 のアーカイブ

神の木の花

2016年3月21日 月曜日

昨日は福岡市や名古屋市、今日は関東でも逸速(いちはや)く東京で桜(染井吉野)が開花しました。

当社では、昨年が25日、一昨年が26日に開花していますが、数日で花芽の生長も一気に進みそうです。

境内では、椿(つばき)が大きな花を咲かせ、参拝者の目を楽しませてくれています。

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現在、境内一円に強い香りを放っているのは、「山榊」(やまさかき)「姫榊」(ひめさかき)、あるいは「非榊」(ひさかき)などと称される「柃」(ひさかき)の花です。

ツバキ科の常緑小高木で、葉の縁(ふち)に鋸歯(きょし)があり、雌雄異株(しゆういしゅ)なのが特徴です。

下の写真では、白色5弁花の中に、多数のおしべを確認できますが、これは「雄花」です。

雄花

雄花

榊は一般的にツバキ科の常緑樹のことをいい、古くは一年中青々とした常緑樹を総称していったようです。

木偏(きへん)に神と書くだけでも神々しさが表れていますが、「境木」「栄木」「賢木」など、まさしく神事に相応しい呼び名といえます。

雌花

雌花

今晩は総代奉仕を終えた方々で組織する「榊会」の役員会が開催され、「第72回榊会正式参拝」は、4月8日(金)午後6時に行うことが決まりました。