あの忌まわしい巨大地震、想定外という言葉が使われた大津波、あの時も今も変わらず太平洋に打ち寄せる大波、小波。
2万人を超す死者・行方不明者をもたらした東日本大震災から5年の歳月が経ちました。
宗教を問わず、全国津々浦々で慰霊の祈りが捧げられました。
神青協一都七県協議会では、関東の被災地である茨城県の大洗海岸において、物故者慰霊祭並びに早期復興祈願祭を執り行いました。
国立劇場では、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、政府主催の追悼式が行われました。
天皇陛下には、尊き命を落とされた人々やご遺族に深い哀悼の意を表されるとともに、自らの危険や労をいとわず、救助や捜索活動に携わった自衛隊や警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体関係者、さらには一般市民に対して感謝の念をお示しになりました。
また、今なお避難生活を余儀なくされる人たちに大御心をお寄せになり、国民が心を一つに寄り添っていくことが大切であることをあらためてお言葉にされました。
そして、被災地に一日も早く安らかな日々が戻ることを国民とともに願われました。