2010年3月12日 のアーカイブ

一都七県神政連会議

2010年3月12日 金曜日

本日は、一都七県神政連本部長・幹事長・事務局長会で茨城県の大洗に来る機会を得ました。

会議の様子

会議の様子

会議には、昨日オープンした茨城空港で注目を集めた、橋本県知事さんを始め、県議会議長さんなど議員さんの出席もありました。

昨年夏の選挙前も今も変わらないのは、自民党への不満、民主党への不安ではないでしょうか。外交については、沖縄基地問題や中国に大量の議員団を派遣した朝貢外交など、大きな問題ばかりです。また、内政ではマニュフェストにある総花的なバラマキ政策で、経済もままならず、まさに内憂外患の時世です。

しかしながら、現政権の批判をあげつらっても仕方のないことです。野党となった自民党の元気がないことは事実であり、その結成の理念には、憲法改正を第一義に挙げていたわけですが、それを後回しにして大衆迎合のポピュリズムに陥ったことが、骨格のないといわれる根本原因に思えます。

やはり、野党となった自民党は結党の理念に立ち返り、真の保守とは何か、私たちの国柄というものはどういうものなのか、先人が何を考えて次の世に何を伝えていこうと考えてきたのかを考える必要があると思います。今を生きる私たちは、子や孫に誇れる国づくりをするのが使命だと思います。

また、現政権では鳩山総理が言われる、命の大切さも重要ですが、第一に国を守る姿勢をしっかりと示す必要があります。北方領土を始め、離島の国を守る姿勢、先祖代々から連綿と引き継いできた国柄や文化をしっかりと次の世に引き継ぎ、国民の安寧をしっかりと考えた政策をしていただきたいと期待するところです。

太平洋に面した大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)の鳥居・日出(い)づる国のお日さまが顔を出すところです。

太平洋の大海に面する大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)       

和を大切に、謙虚な気持ちで、感謝を忘れずに、正直に、勤勉努力することを惜しまないのが日本人がもつ素晴らしさです。しかしながら、道徳観や道義が薄れ、国や地域や家族の絆までもがほつれを見せる現在、日本人とは何か、日本の国柄とは、日本人らしさとはどういうものなのかを振り返って考えて欲しいと思います。【茨城の鳥居の内からの祈り】