2011年3月1日 のアーカイブ

情けは人の為ならず

2011年3月1日 火曜日

1日・2日と恒例の中・平塚・伊勢原連合神社総代会の研修会が、箱根湯本・吉池で開催されました。事務局として慌ただしい数日を過ごしましたが、ここまで辿り着くとほっといたします。

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今年で第36回を数え、117名もの参加者を得ることができました。この地区の総代さんたちの神社に対する思い入れの深さを痛感し、ありがたい限りです。

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国歌斉唱、敬神生活の綱領唱和など開会儀礼の後、平塚八幡宮責任役員を務められる武井会長の挨拶、その後神代支部長(前鳥神社宮司)、目黒理事(大山阿夫利神社宮司)からお話をいただきました。

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講師には、三遊亭栄楽師匠をお迎えし、「伊勢落語会」という主題のもとお話をいただきました。

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栄楽さんは昨年の10月に、江戸からお伊勢さままでの約464㎞を「手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、わらじがけ、背負子(しょいこ)」という江戸時代の旅人姿で歩かれ、道中の15ヶ所で “ お伊勢参り落語会 ” を行われました。

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昆布(こぶ)は喜ぶ、蓮(はす)は先を見通す、黒豆は真っ黒になってまめに働く、鯛(たい)は目出度い、鰤(ぶり)は出世(しゅっせ)魚、トコブシは福だめ、鰻(うなぎ)は鰻登りなど、お節料理などの縁起物は洒落(しゃれ)で出来ているなどのお話から始まり、小咄(こばなし)、なぞかけなど(当然落語もあり)、時折色気のある話で人を引き寄せながら、熱っぽく、楽しく、本当にあっという間の1時間半でした。

そして、落語家としての自らの生き方を「情けは人の為ならず」【情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い】とまとめられました。

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当然、夜の宴会は大盛り上がりでした。

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締めくくりは、役員による恒例の万歳三唱で、こちらもあっという間の2時間でした。皆さまのご参加ご協力に感謝申し上げます。

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道祖神の鎮座

2011年3月1日 火曜日

今日は、伊勢原市の市制施行40周年にあたり記念式典が行われ、多くの個人・団体が表彰を受けられました。私たちのまちの更なる発展を祈るところです。

昨年の暮れ、市道拡幅工事により、木津根橋(きつねばし)の道祖神さんに仮の地へお遷りいただきましたが、ようやく工事も順調に整い、本日元のところへお戻りいただく鎮座祭を執り行いました。

皆さんにお清めをしていただきました

皆さまによるお清め

先ず、仮の鎮座地で奉告の祝詞を奏上いたしました。

天保6年と刻まれていました

天保6年と刻字

その後、土建屋さんにお願いをして、整地を終えた場所へお遷りいただきました。

心づくしの穀物が沢山上がりました

心づくしの穀物が横山のごとく

木津根橋は氏子の三ノ宮の地番で、三ノ宮1番地から始まっています。残念ながら、行政上の区分で、自治会や学区が比々多地区から切り離されてしまいました。

しかしながら、比々多神社の祭礼には、氏子として今後とも末永くお付き合いをいただきますし、消防も白木消防団として、比々多内の白根とともにしっかりと絆を結んでいくようです。

参列された木津根橋自治会の皆さまと

参列された木津根橋自治会の皆さまと

数百年にわたり、この道を行き交う人たちを見守ってこられた道祖神さまに、更なるまちの未来を見守っていただきたいと思います。