2011年3月10日 のアーカイブ

お稲荷さんの修繕

2011年3月10日 木曜日

本日、兼務社の氏子さんのお宅に、お稲荷さんの造り替えのため、お祓いに伺いました。昭和62年に竣工したばかりでしたが、お社の脇に古材を置いていたのが原因で、シロアリの被害に遭ったようです。

柱が朽ちて

柱が朽ちて

「神さまのことで申し訳ない」という老夫婦の気持ちを胸に、祝詞を奏上いたしました。

お清め

お清め

式後、丁寧にお清めをするご夫婦の様子がとても印象的でした。

 

「もったいない」「お蔭様で」という物腰に、恐縮しながらも温かい気持ちで帰ってきました。

主権回復記念日について

2011年3月10日 木曜日

今日3月10日は、66年前の昭和20年(1945)、米軍B29爆撃機による大規模東京空襲が行われた日です。約10万といわれる戦災死没者の御霊安かれと祈るばかりです。

夜間に、低空での絨毯爆撃(焼夷弾攻撃)に加え、冬型の気圧配置により季節風が爆風を大きくし、下町の密集した木造家屋は火の海に包まれたわけです。

さて、先月25日に、「4月28日を主権回復記念日にする議員連盟」が発足いたしました。いわゆる終戦については、ポツダム宣言の受諾や昭和天皇による玉音放送、降伏文書への調印など諸説あります。

国際法上では、昭和27年(1952)4月28日、サンフランシスコ講和条約の発効により、戦争が終結した日を当てるのが妥当といえます。連合国軍による約7年という長い期間にわたる占領政策から解き放たれ、ようやく主権を回復したわけです。

独立記念日は世界の国々にはありますが、日本にはありません。連合国により押しつけられた憲法を自主憲法にあらため、自主独立し、守るものは守り、変えるものは変える、国民による国づくりこそ大切です。

連日報道される凶悪事件や犯罪、青少年による事件は後を絶ちません。道徳心の欠落、道義廃退の世の中を見るにつけ、戦後失ってしまった「日本人の本来の姿」とは何か、強い憤りを覚えます。

「主権回復記念日」にはそういった思いも込められていると思います。次代の子どもたちに誇れる国づくりこそ、今を生きる私たちの使命です。

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昭和天皇御製

風さゆる み冬は過ぎて 待ちに待ちし 八重桜咲く 春となりけり