2011年6月15日 のアーカイブ

茅の輪づくり

2011年6月15日 水曜日

6月30日に斎行(さいこう)する恒例行事「夏越大祓」(なごしのおおはらえ)に向けて、茅の輪(ちのわ)づくりを行いました。

茅(かや)

茅(かや)

 国府祭(5月5日)の折には、粽(ちまき)づくりの茅が生育不足でしたが、今回は青々とした背の高い茅(かや)を沢山採ることができました。

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遠い神代(かみよ)の昔、スサノヲノミコトが旅の途中で蘇民将来(そみんしょうらい)・巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟に一宿を求めたところ、裕福な弟の巨旦はこれを断り、兄の蘇民は貧しいながらも手厚くもてなしました。スサノヲノミコトは御礼に悪疫退散の「茅の輪」の作り方を蘇民に教え、それを腰に付けました。すると、蘇民一家はその年流行した疫病から逃れることができました。『備後国風土記』(びんごのくにふどき)

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比々多神社では、この故事にちなみ、罪・穢れ(つみ・けがれ)や厄災を祓い、生命力を強める行事として、毎年6月30日の大祓に「茅の輪くぐり」を行っています。

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水無月の 夏越の祓する人は千歳の命 延ぶといふなり

昔より 命のぶてふためしとて 夏越の祓 せぬ人ぞなき

母のぶん もひとつくぐる 茅の輪かな

 

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子どもの心を育む

2011年6月15日 水曜日

本日は15日で月次祭(つきなみさい)を斎行(さいこう)し、氏子崇敬者の安寧と発展を願いました。

さて、今年も神奈川県神社庁主催の「青少年書道展・絵画展」が、8月8日(月)・9日(火)新都市プラザ(そごう横浜店 地下2階正面入口前)にて開催されます。

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 昨日、応募作品が集まりましたので、出品手続きを整えて神社庁に送りました。

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 書道・絵画を通して、清らかで豊かな青少年の心を培い、道徳心の養成を図るのを目的に開催しています。更には、神社に対する敬神の念を育むきっかけとなれば幸いです。

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 子どもたちが一生懸命に書いた作品をながめていると、こちらもほのぼのとした気持ちになります。 

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 境内では、昨日に続いて比々多小学校1年生約60名が、「三ノ宮探検」ということでやってきました。

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神社の大きな木、鳥居、神社で働く人、鳥の声、青い空、紫陽花、カタツムリなど課題のものを発見して丸印を付けていました。

また、それぞれ発見したカブト虫の幼虫やモグラの穴などしっかりとメモを残して学校へ帰って行きました。

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