お蔭様で雨が上がり、祭典日和となりました。
10時半の式典にもかかわらず、8時半過ぎには参列者の方々が少しずつ集まりました。境内に用意したテントで控えていただきましたが、色濃くなった木々の緑の森林浴は最高の心地よさだと思います。
胡床(こしょう=社殿内の腰掛け)並べ、神饌(しんせん=お供えもの)準備、玉串の用意、祓所(はらえど=式に先立って行うお祓いの場所)の設営、奉納品並べ、手水具(てみずぐ=心身を清める具)、装束(しょうぞく)の用意など、、、おまつりの準備を万端整えて、定刻を迎えました。
第49回崇敬者祭の始まりです。参列者は47名でした。
先ずは、境内に設けた祓所でお祓い。参列者の皆さんは忌衣(いみごろも)となる参拝着(さんぱいぎ)を身につけてお祓いを受けました。
昨日準備を整えたお酒とお花を一人一人の手でご神前に供えていただきました。
式後は社務所にて恒例の講話となりました。一昨年はシンガーソングライターで画家のあべまりあ氏のトーク&ミニライブ、昨年は伊勢原市文化財課の諏訪間氏に地域の財産である遺跡についての説明をいただきました。
本年は崇敬会長であり、川﨑運送株式会社社長である髙橋浩治氏に、大震災による政治経済状況について、自身の業界における具体的な事例をもとに、詳しくお話をしていただきました。
直会(なおらい)では、ゲストのものまね芸人、似施明(にせあきら)さんの楽しいトークと歌で盛り上がり、終始和やかで楽しい交流の場となりました。
皆さま、比々多の大神さまの御神威(ごしんい)をいただかれ、元気に健康で、それぞれの生業に更に励まれますようお祈り申し上げます。