昨日は、神奈川県神社庁相模中連合支部の半日研修「社頭講話研修会」(於:大磯・大内館)が開催され、支部神職約20名が参加しました。
神職は、伝統のおまつりを後世に残すため、祭祀の厳修が最も重要な仕事です。また、不特定多数の氏子や崇敬者と接するため、その人柄も大事です。

社頭講話研修会
昔は、「惟神の道」(かんながらのみち)といって、神さまのことはあまり口にはしませんんでした。
しかしながら、戦後は国家からの完全な分離や神祇院(じんぎいん)の廃止、公共機関内の神棚除去、官公吏員の公的資格における神社参拝の禁止など、神社信仰の危機から守る意味でも、広報や教化することが大切な役割となっています。
また、社会構造の変化や核家族化により、年寄りから学ぶ機会が数少ない昨今、生活と密接し、身近である神さまのことを簡易に伝え、理解してもらうことが必要です。
心に届くお話が出来るよう、私たち神職も日々勉強です。