國學院大學の学生さんが、指定神社実習でやってきました。学生さんといっても、子ども3人を育て終えた主婦の方です。
神職の資格は既に数十年前に取得していたものの、更なる向学心をもって上の階位を得るために、高等機関である専攻科に進まれたとのことです。
今日を含めて4日間、比々多神社で神職としての道を学んでいただきます。
本日は日曜日の戌(いぬ)の日とあって、安産祈願のお参りの方が大勢お見えになりました。
妊娠5ヶ月目の戌の日に神社にお参りし、安産を祈願して帯祝いを行うのが古き良き慣わしです。
帯祝いには、岩田帯(いわたおび=斎肌帯)をしめて、岩のように丈夫に育つようにとの意がこめられます。昨今、この腹帯の良さがあらためて見直されています。
また、初宮参りでお越しの家族連れも多かったです。
若竹のごとく、すくすくと真っ直ぐに、元気に成長して欲しいと思います。
恐ろしい大震災の起きた年だけに、新しい命の誕生は本当に嬉しいものです。
*戌の日カレンダー*