2010年9月 のアーカイブ

虫の声

2010年9月14日 火曜日

明日は伊勢原市教育委員会スポーツ課主催によるマンスリーウオーキングが開催されます。比々多神社を出発して、約7㎞の行程で再び神社に戻って来る計画のようです。途中、曼珠沙華(まんじゅしゃげ=彼岸花)の道を通るようですが、当社の周辺では、今年はまだ一輪も咲いていません。

招魂社前・土手の彼岸花(9月下旬~10月初旬)

招魂社前・土手の彼岸花(9月下旬~10月初旬)

虫かごでは、鈴虫が1週間ぐらい前から鳴かなくなりました。雄の姿が見られなくなり、雌だけになりました。産卵の時期を迎えたようです。

替わってよく鳴いているのがクツワムシです。「秋の夜長を鳴き通す~あぁおもしろい虫の声」と歌いますが、“ ガチャガチャ ガチャガチャ ”と耳障りに響いています。

轡虫(くつわむし)

轡虫(くつわむし)

比々多小大山独楽大会

2010年9月13日 月曜日

本日の放課後、比々多小大山独楽大会(比々多小学校第2グランド)が行われ、禰宜がPTAのお役目で出掛けました。

的独楽(まとごま) 

的独楽(まとごま) 

7月の半ばから、6回に及ぶ練習会を重ねた結果、子どもたちの腕前はかなり上がっていました。猛暑の中でしたが、頑張った成果が出て何よりです。子どもの成長を見ていると私たち大人も学ぶことが多々あります。

真ん中から100点・70点・50点・30点

真ん中から100点・70点・50点・30点

越後・出雲崎(いずもざき)の神職家に生まれた良寛(りょうかん 1758-1831)は、18歳で出家し、諸国を行脚(あんぎゃ)しました。禅僧(ぜんそう)として有名ですが、万葉集を愛する歌人としても数多くの名歌を残しています。また、生来の純真な心で、村の子どもを友とする生活を送りました。

寿命独楽(じゅみょうごま)

寿命独楽(じゅみょうごま)

何よりも子どもの笑顔は地域の財産です。

的独楽・寿命独楽ともに、高・中・低学年の表彰がありました。

的独楽・寿命独楽ともに高・中・低学年の1~3位を表彰

 10月2日(土)には、いせはら観光道灌まつりに行われる「GET KOMA CHAMP 2010」(主催:伊勢原青年会議所)に選抜メンバーが出場します。比々多の代表として出られない人の分も頑張ってください。出られない人も一緒になって応援しましょう。

ケジメのお祓い

2010年9月13日 月曜日

今年は猛暑の影響か、ありがたいことに蚊の少ない夏でしたが、このところ境内や社務所に急に発生し、皆を悩ませています。

さて、御神田(神道青年会)の稲刈りが10月11日(月)に決定しましたが、稲穂も少しずつ色づき始めました。

右:イセヒカリ  中と左:古代米

右:イセヒカリ  真中・左:古代米

 

兼務社の氏子区にあたる、真田・北金目地区(平塚市)では、数年前から大がかりな区画整理事業が進められ、それに伴い北金目神社でも境内地の模様替えが計画されています。

周辺住宅では、お稲荷さんなどの邸内祠(ていないし)の移動、家屋解体のお祓い、伐木清祓、井戸埋めのお祓いなどの申し入れがあります。

井戸埋めのお祓い

井戸埋めのお祓い

行政による新しいまちづくりの計画で、町並みが一変してしまうことは多々ありますが、年配者にとっては少し寂しく、長年住み慣れた住まいへの感謝の念がこみ上げてくるようです。そういった意味でもケジメとしてのお祓いを希望されるようです。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

伊勢神宮に捧ぐ近・現代の美

2010年9月13日 月曜日

来る9月22日(水)から10月4日(月)の間、横浜高島屋ギャラリー(8階)に於いて、式年遷宮記念美術館所蔵「伊勢神宮に捧ぐ近・現代の美」が開催されます。

 takashimaya

入館料は、大人800円 大学・高校生600円 中学生以下無料 ですが、神社に無料券(数量に限りがあります)・割引券を用意していますので、ご連絡ください。

日本伝統の文化・芸術作品を鑑賞し、心に栄養を与え、暑かった夏の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

中今の心

2010年9月12日 日曜日

来週にはお彼岸を迎えますが、未だ暑さの勢いが衰えません。本日は、昨年お隠れになった方の一年祭を行いました。

しばしの間、社務所を斎場に設えました

しばしの間、社務所を斎場に設えました

神道では、「中今」(なかいま=遠い過去から遠い未来に至る間の今)の精神を大切にします。ご先祖さんあっての現在の私たち、そして子どもや孫たちにつながっていくわけで、元を大切にしっかりと今を引継ぐことにより、末が広がります。 

1年の間に年をとるものの、新しい命も誕生します。

1年の間に年をとるものの、新しい命も誕生します。

イザナギ・イザナミの国生み神話の結びには、1日に1,000人死に、1,500人生まれるということが、2神の宣言の中に記されています。黄泉の国(よみのくに=死後の世界)より現世(うつしよ)の方が勝っていることを示しています。

神前結婚式

2010年9月11日 土曜日

大安吉日の今日の良き日、御神前で結婚式が執り行われました。

IMG_2911

神前結婚式は着物姿が殆どですが、タキシードとドレスというのも素敵です。

IMG_2904

誓詞(ちかいのことば)では、「互いに相和し、相敬し・・・」と誓っていただきました。ご夫婦の和合をお祈り申し上げます。

総代会旅行

2010年9月10日 金曜日

来る11月17日(水)・18日(木)に、第37回中・平塚・伊勢原連合神社総代会の参拝旅行「岐阜・伊奈波神社参拝と歴史巡りの旅」を開催することになりました。

会費:27,500円  締切:10月15日(金)

会費:27,500円  締切:10月15日(金)

所管(84社)内の氏子・崇敬者を対象に、広く参加者を募集いたします。例年、バス3~4台の賑やかな旅行となっています。詳しくは事務局(比々多神社内)までお尋ねください。

台風により倒木

2010年9月10日 金曜日

一昨日の台風9号の風雨により、桜の木が根から持ち上がって傾き、神楽殿に寄り掛かってしまいました。幸いなことに、建物や屋根などには被害がありませんでした。 

22.9.9 1

しかしながら、2次災害の恐れもあり、清祓を厳修したのちに、根元より伐木することになりました。

IMG_2894

古木ながら、4月の大祭の頃には、桃色の綺麗な八重の花をつけ、お参りの方々を魅了していました。また大祭の幟を支える為の支柱としても長年活躍してきました。感謝いたします。

徳育

2010年9月9日 木曜日

今朝早く、伊勢原市倫理法人会  (社団法人倫理研究所)のモーニングセミナー(於:フォーラム246)に参加いたしました。講師には、日華親善協会副会長・酒井麻雄先生をお迎えして、「見えない歴史」(昭和史)についてお話を伺いました。

倫理法人会は、純粋倫理の実践によって自己革新をはかり、健全な繁栄をめざす経営者の集まりです。政治を始め、経営、環境、医療、公務員など広範囲にわたり道徳の規範となる原理、つまり倫理が求められています。

私たちの世の中は、あらゆる分野で “ モラル・ハザード ”(道徳崩壊)が露呈し、徳育の見直しが喫緊(きっきん)の課題です。

 

現在にあてはめても、国是としての内容を誇る「五箇条の御誓文」(ごかじょうのごせいもん)【明治元年3月14日、明治天皇が宣布した明治新政の基本政策】第2条には、

一、上下(しょうか)心を一にして、盛(さかん)に経綸(けいりん)を行ふべし

とあります。経綸とは、「国家を治め整えることであり、治国済民(ちこくさいみん)の方策」(『広辞苑』)のことです。御誓文の起草には、福井藩士・由利公正(ゆりきみまさ)があたりましたが、その出身である横井小楠(よこいしょうなん)の著『国是三論』の中には、経綸の言葉が主に「財政経済を興すこと」に重きが置かれ、起草にはその影響が強いといわれています。

 

明治23年(1890)10月30日、国民道徳の根源である「教育勅語」が渙発(かんぱつ)されてより120年になります。残念ながら、この60年は公教育の場から排除された空白状態にあります。しかしながら、家庭の親、職場の上司、地域や社会の指導者に求められる手本として、大いに見直される機会にあることは事実だと思います。

祈り

2010年9月9日 木曜日

本日9月9日は重陽(ちょうよう)。陽数の9が重なるめでたい日で、中国では高所に登り菊酒を飲み、長寿を願い厄災を祓う風習がありました。日本へは奈良時代に伝わり、宮中で観菊の宴が催され、詩歌をつくりました。江戸時代には五節句の1つに数えられていました。

イスラム文化圏のヒジュラ暦では、今日でラマダーン(断食月)が明け、明日10日がこれを祝う祭日(ハリラヤプアサ)となるようです。キリスト教では、感謝祭(Thanksgiving Day)やクリスマス、キリストの復活を祝うイースターなどがあり、仏教でも釈迦の誕生を祝う灌仏会(かんぶつえ)などがあります。

「神の御心(みこころ)のまにまに」祈りを捧げるムスリム(イスラム教徒)の姿勢には感服の至りですが、聖戦(ジハード)の名の下に行われる戦争には、人智を尽くして欲しいと思うばかりです。

家庭の祈り

家庭の祈り

今日は戌の日で、安産を願う人たちの祈りが神さまに捧げられました。

安産祈願 おめでとうございます

安産祈願 おめでとうございます

安産祈願 おめでとうございます

安産祈願 おめでとうございます

丈夫な赤ちゃんを授かりますようにお祈り申し上げます。