2010年9月22日 のアーカイブ

仲秋の名月

2010年9月22日 水曜日

記録づくめの暑い夏でしたが、お彼岸に入るまで残暑が厳しいとは思いもしませんでした。夕方、比々多小学校に行くと、校長先生が「今日は36度を記録し、計測した中では最も気温が高かった」と仰っていました。

さて、今夜はお月見。虫の声が辺りに響き渡り、昼間の暑さが嘘のように和らいで涼やかな夜、澄んだ空には仲秋の名月がぽかりと浮かんでいます。

仲秋の名月

仲秋の名月

旧暦7・8・9月の最中(もなか)なので仲秋(中秋)、お月さまに芋をお供えするので芋名月といいますが、月見団子(おまんじゅうで代用しました)御神酒などを供え、芒(すすき;暑くて穂が出ていません)を飾りました。

お月さまにお供え

お月さまにお供え

来月の後の月(栗名月・豆名月)も楽しみです。明日からようやく暑さも弱まりそうです。お月さまのお蔭かな。

職人さんの働き

2010年9月22日 水曜日

昨日に続き、今日は社殿周りの枝下ろしや運悪く枯れた立木を伐採しました。境内の森が寂しくなる気もしますが、建物が傷むのを未然に防ぎ、栄養を元気な木や枝に行き渡らせるためにも必要な作業です。

社殿に回りの枝下ろし

社殿周りの枝下ろし

今年は神楽殿内に七五三の写真撮影所を設けることとなりました。それに伴い、屋根の修理や装飾工事などを施すこととなり、今日は終日職人さんが入りました。

幕取り付け工事

幕取り付け工事

瓦の交換作業

瓦の交換作業

職人さんによると、損傷して薄くなった瓦に水が流れ込み、凍害で傷みが激しくなっていたそうです。しかしながら、昭和33年から50年以上も頑張ってきたわけですから、本当にお疲れさまです。

左(古):50年前の遠州瓦  右(新):撥水に富む愛知産瓦

左(古):50年前の遠州瓦 右(新):撥水に富む愛知産瓦