2010年9月9日 のアーカイブ

徳育

2010年9月9日 木曜日

今朝早く、伊勢原市倫理法人会  (社団法人倫理研究所)のモーニングセミナー(於:フォーラム246)に参加いたしました。講師には、日華親善協会副会長・酒井麻雄先生をお迎えして、「見えない歴史」(昭和史)についてお話を伺いました。

倫理法人会は、純粋倫理の実践によって自己革新をはかり、健全な繁栄をめざす経営者の集まりです。政治を始め、経営、環境、医療、公務員など広範囲にわたり道徳の規範となる原理、つまり倫理が求められています。

私たちの世の中は、あらゆる分野で “ モラル・ハザード ”(道徳崩壊)が露呈し、徳育の見直しが喫緊(きっきん)の課題です。

 

現在にあてはめても、国是としての内容を誇る「五箇条の御誓文」(ごかじょうのごせいもん)【明治元年3月14日、明治天皇が宣布した明治新政の基本政策】第2条には、

一、上下(しょうか)心を一にして、盛(さかん)に経綸(けいりん)を行ふべし

とあります。経綸とは、「国家を治め整えることであり、治国済民(ちこくさいみん)の方策」(『広辞苑』)のことです。御誓文の起草には、福井藩士・由利公正(ゆりきみまさ)があたりましたが、その出身である横井小楠(よこいしょうなん)の著『国是三論』の中には、経綸の言葉が主に「財政経済を興すこと」に重きが置かれ、起草にはその影響が強いといわれています。

 

明治23年(1890)10月30日、国民道徳の根源である「教育勅語」が渙発(かんぱつ)されてより120年になります。残念ながら、この60年は公教育の場から排除された空白状態にあります。しかしながら、家庭の親、職場の上司、地域や社会の指導者に求められる手本として、大いに見直される機会にあることは事実だと思います。

祈り

2010年9月9日 木曜日

本日9月9日は重陽(ちょうよう)。陽数の9が重なるめでたい日で、中国では高所に登り菊酒を飲み、長寿を願い厄災を祓う風習がありました。日本へは奈良時代に伝わり、宮中で観菊の宴が催され、詩歌をつくりました。江戸時代には五節句の1つに数えられていました。

イスラム文化圏のヒジュラ暦では、今日でラマダーン(断食月)が明け、明日10日がこれを祝う祭日(ハリラヤプアサ)となるようです。キリスト教では、感謝祭(Thanksgiving Day)やクリスマス、キリストの復活を祝うイースターなどがあり、仏教でも釈迦の誕生を祝う灌仏会(かんぶつえ)などがあります。

「神の御心(みこころ)のまにまに」祈りを捧げるムスリム(イスラム教徒)の姿勢には感服の至りですが、聖戦(ジハード)の名の下に行われる戦争には、人智を尽くして欲しいと思うばかりです。

家庭の祈り

家庭の祈り

今日は戌の日で、安産を願う人たちの祈りが神さまに捧げられました。

安産祈願 おめでとうございます

安産祈願 おめでとうございます

安産祈願 おめでとうございます

安産祈願 おめでとうございます

丈夫な赤ちゃんを授かりますようにお祈り申し上げます。