2014年10月 のアーカイブ

秋の諸行事も無事に

2014年10月12日 日曜日

お天気に恵まれ、伊勢原市内では7つの各地区学区において、体力づくり振興会による体育祭が催されました。

また、国府祭の類社で、同じ相模中連合支部の川勾神社(中郡二宮町)において例祭が斎行され、勇壮な神輿渡御が執り行われています。

川勾神社

川勾神社

さて、社頭では七五三参りの人出が今年一番となりました。

過ごしやすく動きやすい陽気で、御朱印参拝やウオーキングなども多い一日でした。

ボサ菊

ボサ菊

今日も秋の各種行事が行われましたが、台風19号の影響をそれぞれに心配していたと思います。

動きの遅い台風にほっとした反面、当地では明日の夕暮れから明後日にかけて雨・風が強まるようで、台風情報に注意しながら、十分な備えをして警戒する予定です。

ご結婚おめでとうございます

ご結婚おめでとうございます

午後の神前結婚式でも、天気を気にせずにゆったりと、秋の気配を感じながら参道を参進することができました。

お幸せに

お幸せに

死後の観念

2014年10月11日 土曜日

今日は市内の幼稚園では運動会が多く、台風前で関係者はほっと一安心だったと思います。

慰霊祭鎮魂太鼓奉納(19日)を前に、連日太鼓の練習にも力が入り、比々多の里には太鼓を打ち鳴らす音が鳴り響いています。

さて、本日は五十日祭や一年祭、埋葬祭など、祖先のまつりのご奉仕が続きました。

五十日祭

五十日祭(自宅)

近しい家族・親族により、一連の葬儀が手厚く営まれ、故人も安心立命の心もちにあると思われます。

一年祭(霊園の礼拝堂)

一年祭(霊園の礼拝堂)

御霊(みたま)は「この国土に留まり、そう遠いところにいかない」というのが、神道の特徴的な死後の観念です。

五十日祭(自宅)

五十日祭(自宅)

今よりははかなき身とはなげかじよ千代の住処をもとめ得つれば 本居宣長

この歌はまさに安心立命の境地といえます。

埋葬祭

埋葬祭

先祖の身が分かれたのが子孫であり、祖先の神のもとへ帰った御霊は、広く厚く子孫を見守ることでしょう。

埋葬祭

埋葬祭

それ故、祖霊の鎮魂、平安を祈る祖霊祭祀は絶やさず続けられることを願います。

町は笑みに溢れて

2014年10月10日 金曜日

50年前の今日(昭和39年10月10日)、「世界中の青空を全部東京にもってきたような・・・」というNHKアナウンサーの語り口の中、前日の雨が嘘のように晴れわたり、東京オリンピックの開会式が行われました。

日本と日本人を大きく変えたあのオリンピックが、再び6年後にやって来ますが、日本は日本人は果たしてどのような〝おもてなし〟ができるのか、今から非常に楽しみです。

さて、本日は保育園新築工事にあたり、地鎮祭の奉仕がありました。

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園児たちも脇で、神妙な面持ちで参列していました。

子供たちの明るい声が聞こえる町は笑みに溢れています。

工事の安全、無事進捗をお祈り申し上げます。

たわわに実る稲穂

2014年10月9日 木曜日

菊の花咲く時期を迎えましたが、今朝は比々多神社菊華会による小屋立て前の確認作業が行われました。

月末には見事な菊の花を楽しんでいただけることと思います。

第二駐車場(神社向かって左側)では、今年も四季桜が咲き始めました。

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猛烈な台風19号が13日から14日にかけて本州上陸の恐れがあり、2週連続となれば10年ぶりのようです。

神社下の御神田(神奈川県神道青年会)では、たわわに実る稲穂が頭を垂れて、刈り取りを待ちわびているようですが、予定されていた稲刈行事はかなり厳しい状況となって来ました。

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新たな20年の始まり

2014年10月8日 水曜日

今日は二十四節気の一で「寒露」(かんろ)。

野草に宿る露を目にしますが、朝晩は肌にそぞろ寒気を感じる季節です。

今宵は満月が地球の影に入り、約3年ぶりの皆既月食となりました。

県神社庁から「家庭のまつり」を推奨する告知用の幟旗(ブログ「お伊勢さまと氏神さまのお神札」)が届きました。

所管神社(22社)の社頭に掲げてもらえるよう、「台風18号による被害状況調査書」とともに送付しました。

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平成25年10月の御遷宮からおよそ一年が経過しますが、昨年一年間の神宮の参拝者数は14,204,816人という過去最高数を記録しました。

神宮では10月3日に宇治橋の鳥居が新しくなりました。これは内宮(ないくう)・外宮(げくう)の両正宮(しょうぐう)の棟持柱(むなもちばしら)として20年を経た御用材が、宇治橋の鳥居として姿を変えて新たな20年の始まりを迎えたのです。

そして、更に20年後には、三重県亀山市の「関宿の追分」と桑名市の「七里の渡し」の鳥居として移され、その20年後もその他の場所に移されて鳥居やお社として再利用されます。

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この秋から来春にかけて、月讀宮(つきよみのみや)、月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)、伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、伊佐奈彌宮(いざなみのみや)、瀧原宮(たきはらのみや)、瀧原竝宮(たきはらならびのみや)、伊雜宮(いざわのみや)、風日祈宮(かざひのみのみや)、倭姫宮(やまとひめのみや)、土宮(つちのみや)、月夜見宮(つきよみのみや)、風宮(かぜのみや)と、12所の別宮でも同じように「遷御の儀」(せんぎょのぎ)が執り行われます。

伊勢神宮崇敬会報 みもすそ

伊勢神宮崇敬会報 みもすそ

*資料 伊勢神宮崇敬会広報物

中学生の事前訪問

2014年10月7日 火曜日

昨日直撃の台風18号は、伊勢原市内にも大雨による床上・床下浸水をもたらしたようです。

次の台風19号が近づき、週末は早くも雨予報が出ていますが、秋の各種行事を控え、晴れを祈るばかりです。

十三夜

名残の月

昨晩はとても綺麗なお月さまを拝むことができました。

「豆名月」「栗名月」とも称される「十三夜」は、我が国固有の行事といわれています。

当地では「十五夜」を拝することが出来なかっただけに、綺麗な「後の月」を楽しんだ方も多かったと思います。

花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは 徒然草

mikoここ数日で、正月の巫女奉仕者も例年通り希望者が揃いつつあるようです。

さて、今年は職場体験学習の依頼が2校からありました。

残念ながら、台風の影響で昨日は事前訪問が取り止めになりましたが、今日は別の中学校から2名の女子生徒が訪ねて来ました。

「お聞きしたいこと」「見学させて頂きたいこと」「体験させて頂きたいこと」など、中学生の目線で具体的なお願いがありました。

貴重な体験となるよう、当社としても心して事にあたりたいと思います。

災害への取組

2014年10月6日 月曜日

午前8時頃、大型で強い台風18号は浜松市に上陸、当地にも激しい雨をもたらしました。

登校時間に直撃ということで市内の全小中学校は臨時休校、市内には大雨警報、竜巻注意情報、土砂災害警戒情報、河川の水位上昇による避難準備情報など、多くの緊急情報が流れました。

幸いにして速度が速く、風もあまりなかったことから境内一円には被害もなく安堵しました。

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台風一過、気温が一気に上昇して、しばらくは境内でミンミンゼミやツクツクボウシが鳴いていました。

お蔭様で、地域消防団の警戒警備、自治会や責任役員・総代の見回りなど、高い防災意識と気配りに感謝するところです。

境内の清掃整備につとめるとともに、事前に講じた風雨対策を解き、幟(のぼり)や看板、向拝幕、掲示板などを現態復帰しました。

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神社境内には不特定多数の人たちが出入りすることもあり、ここ数年、高木などの枯れ枝処理などを綿密に施しています。

また、建物や工作物が大きくて歴史があるため、必要に応じて補修や修理・改築などを検討し、補強や立札などによる危険の周知、そして、不測の事態を見据えた資金や積立金の準備も検討しなければなりません。

当社は避難場所に指定されていませんが、広い敷地を有することから、一時避難場所として利用することも考えられます。

消防当局の協力を得て、文化財防火のため、隔年で消火訓練を実施していますが、何より災害意識の醸成が大切です。

いつもの穏やかな境内に戻りましたが、安心してその様子を眺めながら、災害について一考してみました。

遺徳の顕彰

2014年10月5日 日曜日

台風の影響は避けられず、雨の日曜日となりました。

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八剣神社(平塚市上吉沢)、五霊神社(伊勢原市上粕屋)とも、年に一度の例祭は雨音の中、祝詞を奏上しました。

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昨日は伊勢原観光道灌まつりにあたり、太田道灌公の胴塚とされる洞昌院、首塚とされる大慈寺(伊勢原市下糟屋)において道灌祭が営まれました。

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五霊神社のご祭神には太田資長命(おおたすけながのみこと)、すなわち道灌公がおまつりされていますが、文武両道に秀でたその遺徳(いとく)を称えて、顕彰(けんしょう)することこそ重要です。

台風北上

2014年10月4日 土曜日

台風18号の北上に伴い、明日は雨となりそうです。

社頭での初宮や七五三参りの祈祷予約はもちろんのこと、兼務社の例祭や伊勢原観光道灌まつりに伴う神輿祓、地鎮祭や墓前祭などの諸祭儀の予定もあり、天気予報とにらめっこです。

また、神社下の御神田では、13日に神奈川県神道青年会の稲刈り、14日に比々多小学校5年生の稲刈りが予定されているため、その影響が気になるところです。

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10月に入り、新春に授与する守札類が奉製業者から徐々に届いています。

昨日は靖國神社崇敬奉賛会から平成27年靖國暦が送られて来ました。

当社の開運暦は今月下旬ぐらいになりそうです。

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県神社庁からはみんなの神さま「海幸彦と山幸彦」(うみさちひことやまさちひこ)が届きました。

七五三参りの祈願者に、撤下品(てっかひん)としてお配りします。

奉献米

奉献米

今年もご神前には、篤志農家の方から新米の奉納が上がり始めました。

神社庁例祭と大麻頒布式

2014年10月3日 金曜日

本日は神奈川県神社庁の例祭で、神社庁協議員として禰宜が参列しました。

相模中連合支部(大磯町・二宮町・平塚市・伊勢原市・秦野市鎮座188社)からは、前鳥神社の宮司さんが副斎主、曾屋神社の禰宜さんが典儀(てんぎ:祭典進行役)、そして大山阿夫利神社の権禰宜さんが伶人(れいじん:雅楽奏者)としてご奉仕しました。

奉幣の儀

奉幣の儀

また、併せて神宮大麻頒布始奉告祭(じんぐうたいまれきはんぷはじめほうこくさい)が厳かに執り行われました。

式後には頒布式が行われ、神社庁長から県内10支部長に頒布され、当支部でも御嶽神社(秦野市平沢)の宮司さんが支部長として拝受しました。

頒布式

頒布式

その後、神宮大麻頒布表彰が行われ、伊勢原大神宮の宮司さんがその栄誉に浴されました。

表彰式

表彰式

昨秋の式年遷宮で新しくなった神宮の新宮(にいみや)において、初めて奉製された神宮大麻が、今月半ばには神社庁から各支部、各神社、そして各家々に頒布されることになります。