2014年10月22日 のアーカイブ

研修と記念大会

2014年10月22日 水曜日

前線の影響で昨日から雨が続いています。明日は師走の寒さになるようで、風邪などひかぬようそれぞれにご注意ください。

さて、昨日は神奈川県神社庁と神奈川県神社総代会連合会共催の「神社実務研修会」が稲毛神社において開催され、県内各地より神職・総代100名ほどが参加しました。

宗教法人法についての基本的な認識、祭りにおける神饌(しんせん)の意義、神社と氏子・地域における今日的な課題などについて半日間学びました。

私たち神職は、年間を通じて数回の研修を受講しますが、総代との合同研修ということで、知識や素養を高めるというよりはむしろ、問題意識や課題の共有といった点で有意義な機会となりました。

DSC00747

また、本日は東京都神道青年会の創立65周年記念大会が東京ドームホテルで開催され、一都七県の青年神職や来賓など200名余りが参加しました。

組織の節目にあたり、その活動を振り返って原点を見つめ直し、さらに先に進んでいくということはとても重要なことです。

DSC00749

記念講演には、下村博文文部科学大臣をお迎えして、「日本文明が世界を救う」という主題のお話を拝聴しました。

自身のお伊勢参り、熊野詣での体験から見えたもの、「自然との共生」「日本の国柄」「日本の原風景」「争いをしない」「違いを見つけて活かし合う」・・・など、日本文化の源流である神道の精神に触れ、宗教戦争における「和の精神」「共同の精神」の果たす役割、東京オリンピック・パラリンピックを機会に、神社の、神道のもっている哲学、精神性の高さをあらゆる場面で発揮する使命などについて、多くの示唆を得ることができました。

DSC00752