2014年10月8日 のアーカイブ

新たな20年の始まり

2014年10月8日 水曜日

今日は二十四節気の一で「寒露」(かんろ)。

野草に宿る露を目にしますが、朝晩は肌にそぞろ寒気を感じる季節です。

今宵は満月が地球の影に入り、約3年ぶりの皆既月食となりました。

県神社庁から「家庭のまつり」を推奨する告知用の幟旗(ブログ「お伊勢さまと氏神さまのお神札」)が届きました。

所管神社(22社)の社頭に掲げてもらえるよう、「台風18号による被害状況調査書」とともに送付しました。

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平成25年10月の御遷宮からおよそ一年が経過しますが、昨年一年間の神宮の参拝者数は14,204,816人という過去最高数を記録しました。

神宮では10月3日に宇治橋の鳥居が新しくなりました。これは内宮(ないくう)・外宮(げくう)の両正宮(しょうぐう)の棟持柱(むなもちばしら)として20年を経た御用材が、宇治橋の鳥居として姿を変えて新たな20年の始まりを迎えたのです。

そして、更に20年後には、三重県亀山市の「関宿の追分」と桑名市の「七里の渡し」の鳥居として移され、その20年後もその他の場所に移されて鳥居やお社として再利用されます。

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この秋から来春にかけて、月讀宮(つきよみのみや)、月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)、伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、伊佐奈彌宮(いざなみのみや)、瀧原宮(たきはらのみや)、瀧原竝宮(たきはらならびのみや)、伊雜宮(いざわのみや)、風日祈宮(かざひのみのみや)、倭姫宮(やまとひめのみや)、土宮(つちのみや)、月夜見宮(つきよみのみや)、風宮(かぜのみや)と、12所の別宮でも同じように「遷御の儀」(せんぎょのぎ)が執り行われます。

伊勢神宮崇敬会報 みもすそ

伊勢神宮崇敬会報 みもすそ

*資料 伊勢神宮崇敬会広報物