2014年10月28日 のアーカイブ

時局研修会

2014年10月28日 火曜日

いよいよ菊華展の準備が始まりました。

今年はテントを用いず本格的な設営となり、菊華会の皆さんの意気込みを感じます。

明日から順次、菊の搬入が始まります。

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さて、午後から相模中連合支部の半日研修会が平塚八幡宮で開催され、宮司以下禰宜・権禰宜4名が参加しました。

今年は時局研修会として、日本大学教授・百地章先生を講師にお招きして憲法問題について学びました。

不運にも本年は様々な自然災害が発生していますが、現行憲法には非常時の緊急事態条項がありません。今後大きな地震が発生する可能性を考えると、可及的速やかに論議がなされるべき問題です。

また、北方領土や尖閣諸島、竹島問題を始め、最近は中国船による小笠原諸島付近での赤珊瑚(あかさんご)の密漁が報道されています。

世界各国が現状の実態に合わせて憲法を何度も改正しているのに、このままでは領土の島々は周辺諸国から脅かされ、海産物や海洋資源は全て思うようにされてしまう危険をはらんでいます。

時局研修会

時局研修会

戦後の行き過ぎた個人尊重により、家庭内暴力やそれ以上の事件、もはや家族崩壊の危機さえ感じる社会を生み出しています。東日本大震災で家族や地域の絆が大いにクローズアップされましたが、日本の憲法ほど家族をおろそかにしている憲法はないともいえます。

人にはそれぞれの人柄があり、国にはそれぞれの国柄があります。

長い悠久の歴史と伝統に培われた文化、四季折々の自然に恵まれた、世界に誇るべき日本の国柄に相応しい、日本らしい憲法を、自らの手で、将来を担う日本人ために。

そのような憲法をつくるべき時を迎えているのではないでしょうか。