2014年10月6日 のアーカイブ

災害への取組

2014年10月6日 月曜日

午前8時頃、大型で強い台風18号は浜松市に上陸、当地にも激しい雨をもたらしました。

登校時間に直撃ということで市内の全小中学校は臨時休校、市内には大雨警報、竜巻注意情報、土砂災害警戒情報、河川の水位上昇による避難準備情報など、多くの緊急情報が流れました。

幸いにして速度が速く、風もあまりなかったことから境内一円には被害もなく安堵しました。

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台風一過、気温が一気に上昇して、しばらくは境内でミンミンゼミやツクツクボウシが鳴いていました。

お蔭様で、地域消防団の警戒警備、自治会や責任役員・総代の見回りなど、高い防災意識と気配りに感謝するところです。

境内の清掃整備につとめるとともに、事前に講じた風雨対策を解き、幟(のぼり)や看板、向拝幕、掲示板などを現態復帰しました。

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神社境内には不特定多数の人たちが出入りすることもあり、ここ数年、高木などの枯れ枝処理などを綿密に施しています。

また、建物や工作物が大きくて歴史があるため、必要に応じて補修や修理・改築などを検討し、補強や立札などによる危険の周知、そして、不測の事態を見据えた資金や積立金の準備も検討しなければなりません。

当社は避難場所に指定されていませんが、広い敷地を有することから、一時避難場所として利用することも考えられます。

消防当局の協力を得て、文化財防火のため、隔年で消火訓練を実施していますが、何より災害意識の醸成が大切です。

いつもの穏やかな境内に戻りましたが、安心してその様子を眺めながら、災害について一考してみました。