今日は市内の幼稚園では運動会が多く、台風前で関係者はほっと一安心だったと思います。
慰霊祭鎮魂太鼓奉納(19日)を前に、連日太鼓の練習にも力が入り、比々多の里には太鼓を打ち鳴らす音が鳴り響いています。
さて、本日は五十日祭や一年祭、埋葬祭など、祖先のまつりのご奉仕が続きました。
近しい家族・親族により、一連の葬儀が手厚く営まれ、故人も安心立命の心もちにあると思われます。
御霊(みたま)は「この国土に留まり、そう遠いところにいかない」というのが、神道の特徴的な死後の観念です。
今よりははかなき身とはなげかじよ千代の住処をもとめ得つれば 本居宣長
この歌はまさに安心立命の境地といえます。
先祖の身が分かれたのが子孫であり、祖先の神のもとへ帰った御霊は、広く厚く子孫を見守ることでしょう。
それ故、祖霊の鎮魂、平安を祈る祖霊祭祀は絶やさず続けられることを願います。