本日、境内高所の枝処理作業を行いましたが、その折にブーム付の高所作業車(27㍍)に乗って、俯瞰(ふかん)撮影をいたしました。
御神木の杉や欅(けやき)の状況を上から確認するのが目的でしたが、あまりに眺望がいいのでパノラマ撮影をしました。
神さまを上から見下ろすのは畏れ多いことながら、屋根への枝の掛かり具合なども確認することができました。
こんもりとした鎮守の杜の恵みを再認識いたしました。
昨日の雨も上がって良いお天気となり、声を潜めていた蝉も再び鳴き始めました。
今朝早くから総代さんたちのご奉仕で、境内高所の枝処理作業を行いました。
枯枝等の処理も行いましたが、欅(けやき)の高所に増えた宿木(やどりぎ=寄生木)を切りました。
寄生木は、榎(えのき)や桜、ブナ、栗などに寄生し、鳥が運ぶようです。
古名では「ほや」「ほよ」といいます。大伴家持(おおとものやかもち)は『万葉集』に、その強い生命力を詠んでいます。
あしひきの山の木末(こぬれ)のほよ取りてかざしつらくは千年寿(ほ)くとぞ
(山の木の梢に生えているほよを取って、髪飾りにしたのは千年も続く長寿を祈ってのこと)
今日は終日の作業になりました。総代の皆さまありがとうございました。