ロンドンパラリンピックに日本代表として出場を果たした全盲のスイマー、秋山里奈選手(伊勢原市日向)が、大会5日目の2日(日本時間3日)、3度目の出場で悲願の金メダルを獲得しました。
種目は100m背泳ぎ(視覚障害S11)。同選手が最も得意とする競技ですが、初出場(当時16歳)のアテネで銀メダル、北京では実施種目から視覚障害クラスの背泳ぎが廃止となり絶望のどん底に。
今大会で種目復帰となり、直前(7月)の国内大会では世界新となる1分18秒59を記録してロンドン入りしました。
31日の100m自由形、1日の50m自由形では力を発揮出来ずにいただけに、精神的な不安も大きかったと思います。
しかしながら、予選を3位で通過、決勝の大舞台では1分19秒50という大会新のタイムで、見事に大輪を咲かせることができました。
願いは届くもの、努力は叶うもの、勇気と大きな感動を与えていただきました。
本当におめでとうございます。