昨日の雨も上がって良いお天気となり、声を潜めていた蝉も再び鳴き始めました。
今朝早くから総代さんたちのご奉仕で、境内高所の枝処理作業を行いました。
枯枝等の処理も行いましたが、欅(けやき)の高所に増えた宿木(やどりぎ=寄生木)を切りました。
寄生木は、榎(えのき)や桜、ブナ、栗などに寄生し、鳥が運ぶようです。
古名では「ほや」「ほよ」といいます。大伴家持(おおとものやかもち)は『万葉集』に、その強い生命力を詠んでいます。
あしひきの山の木末(こぬれ)のほよ取りてかざしつらくは千年寿(ほ)くとぞ
(山の木の梢に生えているほよを取って、髪飾りにしたのは千年も続く長寿を祈ってのこと)
今日は終日の作業になりました。総代の皆さまありがとうございました。