2011年11月1日 のアーカイブ

家屋解体清祓

2011年11月1日 火曜日

今月も前月同様、朔日(ついたち)参りをされる方々の変わらぬ姿を拝し、心温まる思いがしました。ご神前には、お赤飯や野菜の奉納がありました。また、工場の安全と繁栄を祈る企業祈祷もありました。

昨日は7歳児の七五三が多かったですが、本日は入園説明会の関係で園児が休みとなり、3歳児・5歳児の七五三参りが目立ちました。

懸崖(けんがい)の菊

懸崖(けんがい)の菊

約40年前に、低層住宅地として宅地開発された閑静な住宅街で、家屋解体清祓のご奉仕がありました。

家屋解体清祓

家屋解体清祓

世代が変わり住む人も居ないため、主さんが取り壊しを決意されたようです。ここに住んだ人にしかわからない様々な思いがこもっていたことでしょう。四隅を清める後ろ姿に、感謝の誠が感じられました。

神恩感謝

2011年11月1日 火曜日

霜月を迎えましたが、今日は暖かい一日となりました。

今月は、4日(金)第63回榊会正式参拝、8日(火)酒祭、16日(水)・17日(木)第38回中・平塚・伊勢原連合神社総代会参拝旅行、23日(水)新穀勤労感謝祭、30日(水)神奈川県神社庁設立65周年・県総代会連合会設立55周年記念大会などの諸行事が予定されています。

また、所管社でも19日鶴巻・石座神社、20日笠窪・神明神社、串橋・雷電神社、23日北金目神社、26日坪ノ内・八幡神社、鶴巻・落幡神社、27日入野・八坂神社において、新穀勤労感謝祭並びに神宮大麻頒布奉告祭が予定されています。

ご神前では、常の如く「月次祭」(つきなみさい)を斎行し、国の安寧と皇室の弥栄、氏子崇敬者の平安と発展をご祈念申し上げました。

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さて、本日はカトリックでは「諸聖人の日」(万聖節)にあたりますが、その前夜祭がハロウインです。アングロサクソン系の国(米国・英国・加奈陀・豪州・新西蘭)で盛んに行われていますが、商業ベースにのって日本でも大騒ぎでした。

多くの民話や神話、伝説をもつケルト民族にとって、10月31日は1年の終わりであり、この夜に死者の霊などがやって来ないように、魔除けの仮面をかぶったり、火を焚いて悪霊を追い払う民間伝承が、ハロウインパーティーとして広がりました。お化け南瓜(かぼちゃ)や蝋燭(ろうそく)で火を点す南瓜ちょうちん(ジャックオーランタン)もその象徴です。また、収穫感謝の意味合いも含まれています。

我が国では、毎年11月23日には、天皇陛下がその年の新穀を神々に御親供される「新嘗祭」(にいなめさい)が宮中において行われています。

戦後、11月23日は勤労感謝の日となり「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」(祝日法)となりましたが、現在でも全国津々浦々の神社では、神恩に感謝するおまつりを粛々と執り行っています。

これらのことを考えれば、単に勤労や生産に感謝する日とは異なることがわかると思います。

「吾が高天原(たかまのはら)にきこしめす斎庭(ゆにわ)の穂(いなほ)を以て、また吾がみこにまかせまつるべし」(『日本書紀』)

これが「斎庭の稲穂」といわれる件で、瑞穂国(みずほのくに)である日本人として、新嘗祭を毎年行ういわれであり、農業にとっての原点ともいえましょう。

昨日現れた白い鳩

昨日現れた白い鳩