境内一面に、落ち葉の散り敷く頃となりました。
多くの人たちの目を楽しませ、心を和めてくれた菊華展もお仕舞いです。今日は比々多神社菊華会の皆さんが菊小屋の片付けをしました。12月2日にあらためて解散式を執り行います。
さて、天皇陛下には、風邪による発熱と気管支炎に軽度の肺炎を伴う気管支肺炎を患われ、11月6日に東京大学医学部附属病院に入院されましたが、昨日の午後に無事退院されました。その笑顔のご様子に心和まされ、安堵した国民も多かったと思います。
旧官国幣社(きゅうかんこくへいしゃ)はもとより、全国津々浦々の神社では、「病気平癒祈願祭」や日毎の「日供祭」(にっくさい)において、神々に「・・・元の如くに健康(すこやか)なる大御体(おほみま)に立返らしめ給ひ堅磐(かきは)に常磐(ときは)に大御寿(おほみいのち)を長く久しく守り・・・」と祈り奉りました。
神通力(じんつうりき)と申しますが、霊妙な力が発揮されたことと思います。
大安の今日は数件の地鎮祭がありました。一般住宅と異なり、大きな建物の場合には、大勢の人が参列することが多いですが、非日常であるおまつりの空間において、関係者が心を一つにして、願い、祈ることは大切です。