11月9日に、「酒祭」(さかまつり)を行い、新酒の醸造安全と酒類関係者の繁栄を祈念いたしました。今日は酒蔵へ蔵のお祓いに伺いました。御神前には、沢山(三段の滝)で汲み上げた「御神水」が例年通り飾られていました。
蔵をあずかる杜氏(とうじ)さんや蔵人(くらびと)は、其処彼処(そこかしこ)に注連縄(しめなわ)を張り、酒の神さまを迎える準備を整えていました。
20数カ所に亘り、蔵の四方八方を隈無くお清めいたしました。
酒造りは、伝統の技と心が変わらぬ味を作り出し、機微(きび)に応じた繊細な知恵が旨みを増すものだと思います。心新たに新酒醸造に励まれ、良いお酒ができますようにお祈り申し上げます。