2014年6月 のアーカイブ

今日の一日

2014年6月20日 金曜日

雨に濡れた紫陽花(あじさい)の美しい季節となりましたが、明後日は神前結婚式や初宮参りなどの予定も多々あり、梅雨前線北上で天候が気になるところです。

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今日は安産祈願の吉日といわれる戌の日(いぬのひ)で、安産祈願のご祈祷や授与所で安産守を受ける参拝者などがありました。

7月は2日(水)、14日(月)、26日(土)と全て大安吉日と重なります。

るるぶ 厚木・伊勢原・秦野

るるぶ 厚木・伊勢原・秦野

来月発行予定の 『 るるぶ 厚木・伊勢原・秦野 』 版が、校正を重ねて出版を待つばかりとなりました。是非とも店頭でご覧下さい。

田植えの御礼

田植えの御礼

放課後、比々多小学校の先生が「田植え体験学習」(6月13日)の御礼(写真)をお持ちになりました。

「おはらいをしてくれたおかげで安全に田植えができました」「御神田をつかわせていただきありがとうございます」「いろいろ学べて良かったです」「秋の稲刈り楽しみにしています」など、非常に心温まる文面でした。

茅輪づくり

2014年6月19日 木曜日

昨日は夏越大祓(なごしのおおはらえ:6月30日)の「茅輪神事」(ちのわしんじ)用の茅(かや)を刈りに出掛けました。

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今年は国府祭(5月5日)の粽(ちまき)づくりに用いる茅も生育が良かったですが、背丈の高いのが沢山生えていました。

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昨日は仕分け作業、本日は茅を輪に巻きつける作業を行いました。

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3~4人でようやく抱えられる程の重量でしたが、青々とした太くて立派な茅輪が出来上がりました。

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明日は注連縄(しめなわ)を張り、案内看板を設置しますので、どうぞ左右左と8の字にくぐり、半年間の穢(けが)れを祓い、悪疫退散(あくえきたいさん)・厄災消除(やくさいしょうじょ)、暑い夏を乗り切って欲しいと思います。

祭詞を認める

2014年6月18日 水曜日

昨日は8日に薨去(こうきょ)遊ばされた桂宮宜仁親王殿下(かつらのみやよしひとしんのうでんか)の本葬にあたる斂葬(れんそう)の儀が豊島岡(としまがおか)墓地(文京区)において営まれました。

謹んで御霊の御平安をお祈り申し上げます。

公共施設でも半旗(はんき)が掲げられ、弔意が表されていました。

半旗 伊勢原市役所 17日

半旗 伊勢原市役所 17日

桂宮さまの学習院初等科から高等科の2年先輩にあたる弁護士の一條実昭(いちじょうさねあき)氏が、司祭長として生前のご活動やお人柄を偲(しの)んで、大和(やまと)言葉の祭詞(さいし)を奏上(そうじょう)されたようです。

当社でも昨日、神葬祭(しんそうさい)の依頼があり、本日のみの葬儀でしたが、「遷霊祭」(せんれいさい)、「葬場祭」(そうじょうさい)、「火葬祭」(かそうさい)、「帰家祭」(きかさい)、「十日祭」(とおかさい)を奉仕しました。

葬儀は突然のことで、「昨日今日とは誰も思はざりしを ・・・」という祭詞表現にもあるように、短い時間の中で祭詞を認(したた)めなければなりません。

浄書した祭詞

浄書した祭詞

生活の授業

2014年6月17日 火曜日

本日は神奈川県神社庁研修所主催の「神葬祭研修会」が開催され、当社からも権禰宜2名が参加しました。

神葬祭に関する知識や祭式作法、祭詞作文の基礎知識を学ぶ機会ですが、明日は葬儀奉仕の予定が入っています。

さて、雨により延期となっていた生活科の授業で、小学校1年生(105名)が元気にやって来ました。

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生活は平成4年から導入された小学校1・2年生の教科で、理科・社会とは多少異なり、体験的活動を通して地域(社会や人)や自然とふれあうとともに、表現する能力を養う単元です。

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鎮守の杜の「神社探検」では、動植物などの自然や命とふれあうこと、各施設や文化財などを大切にすること、挨拶や礼儀などをしっかりと行うことなどを発信しています。

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集団行動でのルール、公共でのマナーやモラルなどを身につける機会にもなって欲しいと願いつつ、子供たちを見送りました。

病院の竣工式

2014年6月16日 月曜日

水無月も後半、今日は新しい週の始まりです。

大安とあって諸祭ありましたが、2年前に地鎮祭で伺った病院の移転新築工事が無事終了し、晴れて竣工式を迎えました。

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大規模な工事とあって参列の関係者も多く、それぞれが感謝の念と新たな始まりに思いを込められたことと思います。

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厳粛に祭儀を修めた後、関係者とともに最新の医療設備を備えた病院を隅々まで内覧させて頂きました。

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大規模な医療施設が新しくなり、市内外の人たちにとってもありがたいことです。

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第52回崇敬者祭

2014年6月15日 日曜日

梅雨の晴れ間の日曜日、第52回崇敬者祭を執り行いました。

社務所前より参進

参進 (さんしん)

各種行事が重なる時期ながら、45名もの皆様にご参列いただきました。

修祓式(しゅばつしき)

修祓式(しゅばつしき)

祭典前に準備した榊(さかき)の葉も、強い日差しに焼けるほどの暑さとなりました。

神饌 (しんせん)

神饌 (しんせん)

今年も参列者一人一人の奉仕で、ご祭神を称(たた)えて献酒・献花をしました。

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昨年調製(ちょうせい)した酒造神(しゅぞうしん)の特別酒と鉢花は、参列者の撤下品(てっかひん)として、御神札(おふだ)とともに帰りにお頒(わか)ちしました。

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例年は式後に記念講演を行っていますが、今年は大祭(昭和63年)のDVD映像を鑑賞しました。

パネル写真展

パネル写真展

また、昭和34・35年頃の大祭写真のパネル展示を行いました。古老も青年の笑顔を浮かべながら、懐かしそうな様子で見入っていました。

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御神酒(おみき)を頂きながら、和やかな直会(なおらい)でしたが、万歳で締めくくりとなりました。

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絵画展作品

2014年6月14日 土曜日

今年も神奈川県神社庁主催の青少年書道展・絵画展が開催されます。

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来る7月29日(火)・30日(水)の両日、そごう横浜店地下2階入口前・新都市プラザにおいて展示されます。

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書道・絵画を通して清らかで豊かな青少年の心を培い、道徳心の養成を図るのが目的ですが、作品を眺める側が癒やされるものです。

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本ブログには、当社から出品の絵画展作品を掲載します。

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課題は、神社に関係したお祭り・行事・国旗「日の丸」のあがっている風景画となっています。

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優秀な作品には褒賞(ほうしょう)が与えられますが、今年の作品もとても伸びやかで非常に楽しみです。

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田植え体験学習

2014年6月14日 土曜日

天皇陛下には5月23日午後、皇居内の水田で、伊勢の神宮や宮中祭祀でお供えになる糯米(もちごめ)・マンゲツモチと粳米(うるちまい)・ニホンマサリの苗を御親らお田植え遊ばされました。

さて、昨日は今年で3年目となる、比々多小学校5年生による「田植え体験学習」が神奈川県神道会御神田の一部で行われました。

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行事に先立って修祓(しゅばつ=お祓い)式を執り行い、児童等の安全無事の念を込めました。

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ほとんどの子供たちが田植え未経験ということで、おっかなびっくり足先を水に入れていましたが、慣れてくると「楽しい」「まだやりたい」などの声が漏れてきました。

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御玉杓子(おたまじゃくし)や蛙(かえる)、蟹(かに)、源五郎(げんごろう)、水黽(あめんぼ)、水蠆(やご)などの生物観察も大いに楽しかったようです。

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等間隔に苗の列を整える「正条植え」がしっかりと出来ました。

季節の移ろいとともに真っ直ぐに生育する苗の観察もしてもらいたいと思います。

神道精神に基づいて

2014年6月13日 金曜日

昨日は神社本庁において神道政治連盟の中央委員会が開催されました。

冒頭、8日に薨去(こうきょ)あそばされた桂宮宜仁(かつらのみやよしひと)親王殿下(しんのうでんか)の御霊の御平安をお祈り申し上げ、黙祷を捧げました。

開会儀礼に続いて、長曽我部延昭会長のご挨拶では、今秋の設立45周年を控え尚一層、神道精神に基づいて国民運動を展開し、国政の基礎を確立するとともに、その姿勢を匡(ただ)すために、皇室の尊厳護持、靖國神社公式参拝、自主憲法制定運動、教育の正常化、領土問題への対応など、それぞれの意義を正しく伝えていくことの使命と重大さを説かれました。

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また、ご来賓の神社本庁田中恆清総長、石破茂自民党幹事長、稲田朋美内閣府特命大臣からそれぞれお言葉を賜りました。

石破幹事長からは、戦後独立していない時期に制定された憲法の欠陥(けっかん)についてのご指摘や、畏(かしこ)くも天皇陛下の大御心(おおみごころ)を大切に、責任ある政権運営を果たしていかなければならない旨のお話がありました。

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前年度の事業報告・収支報告、新年度の事業計画・予算などについて慎重審議がなされるとともに、代議員からは少子化の流れの中で家族の大切さを訴える貴重な提案が挙がるなど、有意義な大会となりました。

赤坂東邸

赤坂東邸

散会後には、赤坂御用地内の赤坂東邸を訪れ、桂宮宜仁親王殿下を偲んで記帳する関係者の姿が多く見受けられました。

日本を楽しく学ぼう

2014年6月12日 木曜日

昨日は神青協一都七県協議会総会が埼玉県神道青年会の主管で開催され、管内100名以上の青年神職が集いました。

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記念講演には作家で憲法学者、数々のラジオ・テレビ番組出演などでご活躍の、旧皇族(竹田宮家)・竹田恒泰(たけだつねやす)先生をお迎えし、「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」(同名著書あり)と題するお話を拝聴しました。

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大震災という未曾有の経験、神宮式年遷宮、出雲大社の大遷宮などを通して、日本人の精神性に気づきが生まれ、日本人の原点であり、民族同一性の根源である「歴史と神話」が受け入れやすい時を迎えているとのお話でした。

平成23年から小学校の国語の教科書には神話が掲載され、占領政策として行われた歴史の封印が解かれ始めているのも事実です。

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先生は竹田研究会を通して「日本を楽しく学ぼう」と全国での講演活動をされる一方、『古事記』を全国のホテル客室や公立学校に寄贈し、〝 日本人の誇りとは何か 〟ということを考える機会を与えてくれます。