天皇陛下には5月23日午後、皇居内の水田で、伊勢の神宮や宮中祭祀でお供えになる糯米(もちごめ)・マンゲツモチと粳米(うるちまい)・ニホンマサリの苗を御親らお田植え遊ばされました。
さて、昨日は今年で3年目となる、比々多小学校5年生による「田植え体験学習」が神奈川県神道会御神田の一部で行われました。
行事に先立って修祓(しゅばつ=お祓い)式を執り行い、児童等の安全無事の念を込めました。
ほとんどの子供たちが田植え未経験ということで、おっかなびっくり足先を水に入れていましたが、慣れてくると「楽しい」「まだやりたい」などの声が漏れてきました。
御玉杓子(おたまじゃくし)や蛙(かえる)、蟹(かに)、源五郎(げんごろう)、水黽(あめんぼ)、水蠆(やご)などの生物観察も大いに楽しかったようです。
等間隔に苗の列を整える「正条植え」がしっかりと出来ました。
季節の移ろいとともに真っ直ぐに生育する苗の観察もしてもらいたいと思います。