家庭の神棚におまつりする神宮大麻(じんぐうたいま)は、伊勢の神宮で清浄を期して奉製されています。
その準備は毎年1月中旬に始まり、9月には全国津々浦々に届けられます。
去る9月6日、平成25年度の「神宮大麻暦頒布始祭」(じんぐうたいまれきはんぷはじめさい)が伊勢の神宮で斎行(さいこう)され、神宮大宮司(だいぐうじ)から神社本庁統理(とうり)に授けられました。
神奈川県神社庁では来る9月25日の例祭に、神宮大麻暦頒布始祭を執り行うことになっています。
本日は「一千万家庭神宮大麻奉斎運動」神社庁頒布推進会議が開催され、県内10支部から代表者・担当者が出席いたしました。
神社本庁担当者から、これまでの経緯や都道府県別頒布数についての報告、課題や施策、広報資材などについて説明がありました。
続いて、県神社庁の指針や施策についての報告、更には各支部の取り組みや課題などについて発表がなされました。
向後、神職・総代などの奉仕により各家庭や会社、店舗などに御神札が頒布されます。
清浄を期して奉製され、数々のおまつりを経る様は、日本人の清く明るい心そのものです。
親から子、子から孫に伝わる豊かな心は毎年あらたまる御神札から育まれると思います。