今月25日には県神社庁において、例祭並びに神宮大麻暦頒布始奉告祭(じんぐうたいまれきはんぷはじめほうこくさい)が執り行われます。毎年毎年、家庭の神棚におまつりする御神札(おふだ)の準備が今年も始まります。
神棚には三社造りや一社造りの種別はありますが、神宮大麻、氏神さま、崇敬する神社の御神札をおまつりします。
当社では、ご祈祷(結婚式・安産・初宮参り・七五三・交通安全・厄除など)の折に、木神札(きふだ)を授与していますが、その大きさも尺二寸、尺三寸、尺四寸などがあり、これらは神棚の横に立て掛けておまつりします。
神棚のないお宅では、床の間や棚の上におまつりすることもありますが、授与所では木神札用の御神札立てを用意しています。
また、御神札には頂点が剣先のようにとがった剣先神札(けんさきふだ)や紙の切神札(きりふだ)などもあり、竹串にはさんだり、玄関や門戸に貼り付けておまつりすることもあります。
写真 ( 左下 : 各種大麻 右下 : 切神札 )
夕方、大工さんが御神札立ての試作品を作って持って来てくれました。
いづれにしても、粗末にならないよう、明るくて清浄なところ、家族が集まる場所、南か東向きの高いところに設けるのが宜しいと思います。