2013年6月21日 のアーカイブ

〝必其験アリ〟

2013年6月21日 金曜日

今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで「夏至」(げし)。

北半球では昼が最も長く、夜が最も短い日、逆に南半球では昼が最も短く夜が最も長い、「冬至」(とうじ)の対となる日です。

しかしながら、本日はお天道さまは見られず、梅雨の最中らしいしとしとと長雨の一日となりました。

幸いにして、朝のうちに台風4号は温帯低気圧に変わりましたが、河川の増水や浸水、斜面の土砂崩れなどには注意をしたいところです。

神器 「 うづらみか 」 ( 県重文 )

神器 「 うづらみか 」 ( 県重文 )

さて、当社には古くより伝わる 「 うずらみか 」 ( 県重文 ) があります。

当社 『 社伝記 』 ( 天保5年 ) によれば、石凝姥命 ( いしこりどめのみこと ) の作といわれる御神寶 ( ごしんぽう ) です。

雨乞いには手洗川 ( みたらしがわ ) である鈴川の水を汲んでご神前に供え、長雨の年には社殿四隅の土を盛って祈れば、〝 必其験アリ 〟 ( かならずそのしるしあり ) とされる神器です。

『社伝記』 天保5年(1835)

『社伝記』 天保5年(1835)

恵みの雨ですが、災いとならぬよう祈るばかりです。