本日は好天のもと、神奈川県神道青年会主催の「御田植ゑ」が行われました。
行事に先立ち、参加者が当社に参拝しました。
神社下の御神田には、県内各地より約80名の参加者が集まりました。
青年会員奉仕により、雅楽(ががく)の音色が鳴り響く中、厳粛に御田植祭が執り行われました。
参加の子供たちは待ちきれない様子で、蛙や蟹(かに)などを捕まえていましたが、これも田んぼの楽しみの一つです。
苗はイセヒカリと古代米(アカマイ・クロマイ)で、参加者はイセヒカリを植えました。
古代米は神社の注連縄(しめなわ)づくりに用いています。
青年会員が田んぼの両端で紐を引き、等間隔に付けられた色付きの玉のところに植えていきます。
縦横等間隔に植える 〝 正条植え 〟 をすることにより、一定量の収穫が見込めるとともに、日が十分にあたり、空気も通りやすく、稲の成長や害虫・草の除去がしやすいいといった長所があるようです。
無事に田植えを終えた面々は、会心の笑みを浮かべていました。