昨日は、比々多小学校を始め市内の小学校において、盛大に大運動会が開催されました。子供たちや家族の笑顔が目に浮かびます。
さて、今日も梅雨の晴れ間の日曜日、比較的穏やかに過ごすことができました。
俳句では「四片」(よひら)といい、別名「七変化」(しちへんげ)といわれる「紫陽花」(あじさい)が咲き始めましたのでご紹介いたします。
あぢさゐの 八重咲くごとく 八つ代にを いませ我が背子 見つつ偲はむ 橘諸兄(たちばなのもろえ)
昨日は水無月(みなづき)を迎え、ご神前で月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室の御安泰と国の栄え、氏子・崇敬者の安寧と発展を祈り上げました。
水無月の地(つち)さへ裂(さ)けて照る日にも我が袖乾(ひ)めや君に逢はずして 『万葉集』
月参りの企業や奉納、ご朱印、朔日参りの人たちで境内は終日人が絶えませんでした。
また、地鎮祭などの出張祭典も重なり、せわしい一日となりました。
そして、昨日は戌の日とあって、安産祈願の祈祷が続きました。
瓜(うり)食(は)めば 子供思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ いづくより 来(きた)りしものそ
まなかひに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ 山上憶良
『万葉集』には、子供を詠(よ)む歌はほとんど見られませんが、子を思う母の気持ちが表れたとても微笑ましい歌です。
午後6時、まが玉祭(5月18・19日)の反省会を開催し、舞台・展示・模擬店参加者や関係者60名余りが集まり賑やかに和やかな一時を過ごしました。