今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで「夏至」(げし)。
北半球では昼が最も長く、夜が最も短い日、逆に南半球では昼が最も短く夜が最も長い、「冬至」(とうじ)の対となる日です。
しかしながら、本日はお天道さまは見られず、梅雨の最中らしいしとしとと長雨の一日となりました。
幸いにして、朝のうちに台風4号は温帯低気圧に変わりましたが、河川の増水や浸水、斜面の土砂崩れなどには注意をしたいところです。
さて、当社には古くより伝わる 「 うずらみか 」 ( 県重文 ) があります。
当社 『 社伝記 』 ( 天保5年 ) によれば、石凝姥命 ( いしこりどめのみこと ) の作といわれる御神寶 ( ごしんぽう ) です。
雨乞いには手洗川 ( みたらしがわ ) である鈴川の水を汲んでご神前に供え、長雨の年には社殿四隅の土を盛って祈れば、〝 必其験アリ 〟 ( かならずそのしるしあり ) とされる神器です。
恵みの雨ですが、災いとならぬよう祈るばかりです。