長雨も上がって晴れ上がり、本日はお宮参りや子授祈願、厄除祈願などのお参りがありました。
参集殿(さんしゅうでん)では斎場(さいじょう)を設(しつら)えて、式年祭(五年祭)を行い、御霊(みたま)の平安を祈り上げました。
奥津城(*おくつき)において墓前祭(ぼぜんさい)、その後参集殿で直会(なおらい)となりました。
*奥津城(奥都城)~墓所・墓。「つ」は「の」の意の格助詞。
出生を祝ったり、厄除の祈願と、没後の式年祭では、神職としても臨む気持ちや対応の仕方、言葉の表現などは当然異なります。
しかしながら、一つの人生として考えると、通過儀礼(人生儀礼)として捉えることができ、冠婚葬祭(元服・婚礼・葬儀・祖先祭)という慶弔の儀式は、日本人が大切にしてきた節目の感謝の祈りといえます。