2011年10月7日 のアーカイブ

推薦図書

2011年10月7日 金曜日

秋の夜長、お薦めの本をご紹介いたします。

nihon

『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』(竹田恒泰著・PHP新書)

「建国記念の日はなぜ2月11日なのか」「日本はいつどのようにできたのか」-世界中の国民が知っている自分の国の成り立ちを、日本人の多くは答えられない。初代天皇の存在は伏せられ、『古事記』『日本書紀』は非科学的として封印される。何より、日本が現存する世界最古の国家である事実を学校は教えてくれない。まるで誇りを持たせたくないかのような歪んだ歴史教育。戦争もなく統一を果たし、中国から独立を守り抜いた奇跡の歩みを紐解こう。世界でいちばん人気がある日本を、私たち自身が愛せるように。

(内容紹介より)

参考 : 『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』(竹田恒泰著・PHP新書)

九州神社参拝

2011年10月7日 金曜日

4日・5日と九州を訪問し、神社参拝をいたしましたのでご紹介いたします。

IMG_0002 IMG_0013 IMG_0008

福岡県太宰府市に鎮座する太宰府天満宮は、平安時代前期、豊かな学才を備え、時の朝廷から厚い信任を得て右大臣に登りつめた菅原道真公を御祭神とする天神さまです。

IMG_0015 IMG_00005 IMG_00004

菅公が太宰府へ左遷された折に、慕って一夜のうちに京から飛んで来たという「飛梅」を始め、境内には6000本もの梅が植えられ、毎年清香を放ちます。

東風(こち)ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ

IMG_00017 IMG_0019 000007

宇美八幡宮(うみはちまんぐう)は、応神天皇(おうじんてんのう)御降誕の地に鎮座する安産育児の神さまです。

誉田天皇(応神天皇)を筑紫に生み給ふ時人其の産所を号けて宇美といふ(日本書紀)

20 IMG_0022 IMG_0023

境内には、老楠のご神木(「湯蓋の森」「衣掛の森」)を始め、子安の木や信仰の象徴である子安石などが山のように積んでありました。

IMG_0026 IMG_0037 IMG_0039

高良大社(こうらたいしゃ)は筑後国一宮、旧社格國幣大社で、九州総社、鎮西11ヶ国の宗廟とも称えられるお宮です。

天下の天下たるは高良の高良たるが故なり

IMG_0045 IMG_0042 IMG_0046

熊本県阿蘇市に鎮座する阿蘇神社は延喜式内名神大社、旧社格は官幣大社、肥後国一宮です。火の国の象徴、世界有数の阿蘇カルデラの火口が参道の南側に位置します。

IMG_0005 IMG_0004 IMG_0006

荘厳で堂々たる構えの楼門は、神社建築では珍しい二層式の屋根で、日本三大楼門に数えられるそうです。

また、これも珍しい三殿形式の社殿は、楼門他と並んで重要文化財に指定されています。

IMG_0007 IMG_00009 IMG_00011

阿蘇の深山幽谷、上益城郡山都町に鎮座する幣立神宮(へいたてじんぐう)は、神話を思わせる巨木に囲まれた神域に鎮座します。

IMG_0017 IMG_0014 IMG_0016

日本列島を縦断する大断層・中央構造線上に鎮座し、6000年ともいわれる巨杉の御神木を始め、八大龍王が鎮まる湧水池には、各地から神気を頂きにお参りが絶えないようです。

IMG_0020 IMG_0032 IMG_0025

その他、青木天満宮(久留米市城島町)、北岡神社(熊本市)へもお参りをいたしました。

神職研修会

2011年10月7日 金曜日

昨日は、秋の恒例となっている相模中連合支部研修会が比々多神社で開催されました。

神職は神社本庁の定める規定により、特級から4級まで6等級の身分があり、大祭に身に付ける袍(ほう)という装束や袴(はかま)の色目などが異なることを9月17日の拙ブログに掲載しましたが、研修においてはその身なりは、全員が白衣・白袴と決まっています。

IMG_0004

開催に先立ち、研修受講生一同(27名)がご神前で正式参拝をいたしました。

IMG_0026

研修会のテーマは神葬祭(しんそうさい)についてでしたが、正坐やお辞儀の仕方、手に取る笏(しゃく)の扱いなど、基本的な祭式作法の動作や姿勢などのお稽古を行いました。

遷霊の儀

遷霊の儀

神道の葬儀全般について、坐学で学んだ後、故人の御霊(みたま)を霊璽(れいじ)に遷し留める儀式「遷霊祭」(せんれいさい)について、作法を全員で確認しながら勉強しました。

平素のご奉仕の中で、実際に行っていることではありますが、あらためて基本に立ち返って意義や所作について学ぶ良い機会となり、有意義な研修会となりました。