昨日は、秋の恒例となっている相模中連合支部研修会が比々多神社で開催されました。
神職は神社本庁の定める規定により、特級から4級まで6等級の身分があり、大祭に身に付ける袍(ほう)という装束や袴(はかま)の色目などが異なることを9月17日の拙ブログに掲載しましたが、研修においてはその身なりは、全員が白衣・白袴と決まっています。
開催に先立ち、研修受講生一同(27名)がご神前で正式参拝をいたしました。
研修会のテーマは神葬祭(しんそうさい)についてでしたが、正坐やお辞儀の仕方、手に取る笏(しゃく)の扱いなど、基本的な祭式作法の動作や姿勢などのお稽古を行いました。
神道の葬儀全般について、坐学で学んだ後、故人の御霊(みたま)を霊璽(れいじ)に遷し留める儀式「遷霊祭」(せんれいさい)について、作法を全員で確認しながら勉強しました。
平素のご奉仕の中で、実際に行っていることではありますが、あらためて基本に立ち返って意義や所作について学ぶ良い機会となり、有意義な研修会となりました。