2011年8月26日 のアーカイブ

古事記の話

2011年8月26日 金曜日

本日は、東京や埼玉から(財)新教育者連盟の女性の方々が参拝されました。

同連盟は「生命の教育」を推進し、古事記や歴史を学びながら、子供たちに和歌や礼法、書道などを通して日本の文化や素晴らしさを伝えるための実践活動を行っています。

事前に「古事記に学ぶ学習会」の依頼をいただいていましたので、御祭神を中心に古事記に関わる話や神話についてお話をいたしました。

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残念ながら、学校では神話について学ぶ機会がありません。古事記には、多くの神話や伝承、優れた歌謡が含まれています。

また、国の成り立ちはもちろんのこと、日本が天皇陛下を中心に安定して統治されてきた誇り高き国であることが分かります。

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相撲や芸事などに用いられる「稽古」は、古事記序文に、「古(いにしへ)を稽(かんがへ)る」と記され、先人の遺した形を修練を積んで学ぶことです。

更に、同文の「今に照らす」と合わせて、「稽古照今」とし、古きを学んで未来に広げ発展させる言葉として、あらゆる分野で使用されています。