2011年8月5日 のアーカイブ

推薦図書

2011年8月5日 金曜日

当ブログでは、神社の日々の出来事を始め、「神社なぜ?なに?」など、皆さんにご理解いただけるよう、なるべく平易に綴(つづ)っています。

本日は、ちょっと難しいものから、分かり易いものまで、神社や神道に関する推薦書籍をご紹介いたします。

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『神道いろは』-神社とまつりの基礎知識-(神社新報社発行)1,575円

『わかりやすい神道の歴史』-日本人なら知っておきたい神道の歴史-1,890円

『神典』(大倉精神文化研究所)10,500円~古事記・日本書紀・古語拾遺・風土記・万葉集などを収録

『神道百言』(神道文化会・岡田米夫著)735円

 

その他、神社や神道に関する本は、BOOKS鎮守の杜をご覧ください。

 http://books.jinja.co.jp/

玉串拝礼について

2011年8月5日 金曜日

 昨日は大安とあって、地鎮祭が幾つか重なりました。日差しは強かったものの、涼風が吹いていました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭では他の祭儀同様、玉串を捧げて二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいっぱい)の作法でお参りをいたします。

右手で根本を上から、左手で中程を下から捧げ持つ

右手で根本を上から、左手で中程を下から捧げ持つ

玉串には、常緑樹である青々とした榊(さかき)が用いられます。真心を込めますので、胸の高さで持ち、両肘(りょうひじ)を張ると美しい姿勢となります。

玉串を立てて祈念を込める

玉串を立てて祈念を込める

玉串を受けたら、御神前に静かに進んで立ち止まり(止立)、恭(うやうや)しく一礼(深揖 しんゆう=45度のお辞儀)をします。その後、玉串を立てて祈りを込めます。

右回りに回して根本を御神前に向け、二拝二拍手一礼

右回りに回して根本を御神前に向け、二拝二拍手一礼

玉串を時計回りに回して御神前に向けて奉ります。そして、二回お辞儀(二拝)をして二回拍手をし、最後に一度お辞儀をします。

お辞儀は、神さまに対する最敬礼なので、深く(90度)ゆっくりとした気持ちで行います。また、拍手は胸の高さで肩幅(身幅)まで開き、清らかな音を立てます。

福祉施設地鎮祭  工事安全をお祈り申し上げます

福祉施設地鎮祭  工事安全をお祈り申し上げます

心と形を整えて、穏やかな気持ちでお参りすることが大切です。その後ろ姿に、参列者も心和むことと思います。