相模国三ノ宮・比々多神社

玉串拝礼について

 昨日は大安とあって、地鎮祭が幾つか重なりました。日差しは強かったものの、涼風が吹いていました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭では他の祭儀同様、玉串を捧げて二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいっぱい)の作法でお参りをいたします。

右手で根本を上から、左手で中程を下から捧げ持つ

右手で根本を上から、左手で中程を下から捧げ持つ

玉串には、常緑樹である青々とした榊(さかき)が用いられます。真心を込めますので、胸の高さで持ち、両肘(りょうひじ)を張ると美しい姿勢となります。

玉串を立てて祈念を込める

玉串を立てて祈念を込める

玉串を受けたら、御神前に静かに進んで立ち止まり(止立)、恭(うやうや)しく一礼(深揖 しんゆう=45度のお辞儀)をします。その後、玉串を立てて祈りを込めます。

右回りに回して根本を御神前に向け、二拝二拍手一礼

右回りに回して根本を御神前に向け、二拝二拍手一礼

玉串を時計回りに回して御神前に向けて奉ります。そして、二回お辞儀(二拝)をして二回拍手をし、最後に一度お辞儀をします。

お辞儀は、神さまに対する最敬礼なので、深く(90度)ゆっくりとした気持ちで行います。また、拍手は胸の高さで肩幅(身幅)まで開き、清らかな音を立てます。

福祉施設地鎮祭  工事安全をお祈り申し上げます

福祉施設地鎮祭  工事安全をお祈り申し上げます

心と形を整えて、穏やかな気持ちでお参りすることが大切です。その後ろ姿に、参列者も心和むことと思います。

 

 

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