2014年2月 のアーカイブ

提灯献灯奉納のお願い

2014年2月7日 金曜日

明日は「戌の日」にあたり安産祈願の予約が入っていますが、大雪が予想されることから、気象情報をこまめにご覧の上、決して無理のないようにお願いいたします。

さて、明日から兼務社の祈年祭が始まりますが、社務所では春の大祭(4月22日)に向けて、少しずつ準備を進めています。

本日は「提灯献灯のお願い」の宛名書き作業となりました。

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神社では大祭にあたり、提灯献灯奉納の募集(締切3月下旬)をしています。

皆様の家庭や社業の安全、限りない発展の願いをこめたご神燈(しんとう)を掲げ、明るく賑やに盛大な大祭を斎行(さいこう)すべく、ご奉納をお願いする次第です。

初穂料は初年度は15,000円、2年目以降は10,000円となっていて、4月上旬から大祭日まで掲げます。

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お申し込み・お問い合わせは社務所( 電話 0463-95-3237 hibita@athena.ocn.ne.jp )までお願いします。

『皇室』

2014年2月6日 木曜日

境内の雪はほぼ解けましたが、強い寒気の影響で真冬の寒さが続いています。

積雪により遅れていた節分祭の片付けもようやく手をつけることができました。

神社で定期購読(年4回)している『皇室』(平成26年冬61号)が手元に届きましたが、今号には第62回神宮式年遷宮「遷御」(せんぎょ)の大特集が組まれ、その多くの画像を見ているだけで、20年に一度の〝 至高の祭典 〟の様子がありありと伝わってきます。

皇室 平成26年冬号

皇室 平成26年冬号

お蔭様で本日、26日(水)・27日(木)に催す「お伊勢参り」について、旅行会社との打ち合わせを済ませました。

ご参加の皆様には、追ってご案内を差し上げる予定です。

雪景色

2014年2月5日 水曜日

昨夕の雪は短時間でしたが、明るくなった今朝の境内はうっすらと白銀に包まれていました。

第一駐車場

第一駐車場 朝7時

(あらた)しき 年の始めに 豊(とよ)の年 しるすとならし 雪の降れるは 『万葉集』 大伴家持

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今月は当社(17日)を始め、兼務14社で「祈年祭」(きねんさい)を斎行(さいこう)し、五穀豊穣・諸業繁栄を神々に祈りますが、「年」(とし)は稲や穀物、またその稔りをいいます。

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昔から雪は稲の花といわれ、「豊年の瑞」(ほうねんのしるし)、「五穀の精」(ごこくのせい)ともいわれるもので、豊年の瑞兆(*ずいちょう)であって欲しいと願うばかりです。

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*瑞兆(ずいちょう)~めでたい前兆(ぜんちょう)。瑞祥(ずいしょう)。瑞徴(ずいちょう)。

初午祭

2014年2月5日 水曜日

立春正月の昨日は、2月最初の午(うま)の日「初午」(はつうま)にあたりました。

全国津々浦々におまつりされるお稲荷さんの総本社は伏見稲荷大社(京都)ですが、稲荷山に神さまが鎮座されたのが、和銅4年(711)2月午の日であったことから、昨日は全国各地で「初午祭」(はつうまさい)が執り行われました。

工場のお稲荷さん

工場のお稲荷さん

立春大吉でもあり、当社でも朝から工場や地域のお稲荷さんの初午祭のご奉仕がありました。

お稲荷さんは農耕の神さまでしたが、次第に商家の間で信仰が高まり、商売繁盛の神さまとして崇められ広まったものです。

初午祭

初午祭 神酒拝戴(しんしゅはいたい)

鳥居を新造して初午を迎えたお稲荷さんもあり、社業の安全と発展の思いが込められていました。

池端 金山稲荷神社

池端 金山稲荷神社

冷たい雨が落ちる中での初午祭でしたが、風になびく幟(のぼり)が厳粛な気持ちへと心情をも誘(いざな)ってくれました。

工場のお稲荷さん

工場の初午祭

節分追儺祭の記事

2014年2月4日 火曜日

立春を迎えましたが、昨日と一転して真冬の寒さになりました。

夕方から雨が雪に変わりましたが、今晩から明け方に掛けて更に気温が低くなるようなので、皆様にはどうぞご自愛ください。

さて、午前中は総代さんのご奉仕で舞台の片付けが行われ、午後は関係各所に御礼の挨拶回りとなりました。

神奈川新聞

神奈川新聞

昨日の節分追儺祭の記事が神奈川新聞(1面カラー)と読売新聞(県内版)に掲載されましたのでご案内します。

読売新聞

読売新聞

神奈川新聞のweb版はこちらです。(カナロコ

平成26年節分追儺祭斎行 その2

2014年2月3日 月曜日

10時の式典を終えるや否や、片付けとともに12時の準備を進める中、ぞくぞくと参列のみなさんが集まって来ました。

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12時と15時の祭儀では古式「鳴弦之儀」(めいげんのぎ)と「鬼遂之儀」(おにやらいのぎ)を行うこともあり、役をお願いする方々と打ち合わせを行いました。

各自治会長との打ち合わせ

各自治会長との打ち合わせ

また、正装(せいそう)となる裃(かみしも)の着付けも短時間で手際よく進めることが出来ました。

豆まき・宝まき 12時

豆まき・宝まき 12時

読売新聞や神奈川新聞の取材の他、市広報市民カメラマンやタウン誌の撮影、またFM湘南ナパサの中継など、様々な広報が重なりました。

(掲載記事につきましては後日お知らせします)

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事故が起こらないよう警察の指導のもと、交通指導員や防犯指導員、また観光ボランティアのみなさんが快くご協力していただき、支障なく行うことが出来ました。

福小判

福小判

最終の15時は年男・年女奉仕者も倍近い人数となり、授業の終わった小学生で境内は大変賑やかになりました。

鳴弦之儀 3時

鳴弦之儀 3時

古式「鳴弦之儀」では、梓弓(あずさゆみ)を引いて四方(しほう)と天地(てんち)の邪気(じゃき)を打ち祓い、邪気の象徴である鬼(赤鬼と青鬼)を「鬼遂之儀」で豆打ちをして追い出しました。

鬼遂之儀 3時

鬼遂之儀 3時

今年も髙田川親方(元関脇安芸乃島)を始め、部屋の力士たちに特別参加してもらいましたが、大きな力士の存在自体に邪気を打ち払う力を感じるように思えます。

もちろん集まった皆さんもお相撲さんたちの大きさに驚き、喜んでいました。

豆まき・宝まき 3時

豆まき・宝まき 3時

福(景品)を得て喜ぶ人たちの笑顔、豆を打たれて逃げる鬼を見て微笑む姿、境内には沢山の笑顔があふれていました。

福(景品)交換所

福(景品)交換所

明日は立春大吉、各家庭に福がもたらされて幸せな一年となるようお祈り申し上げます。

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撮影 : 藤沢市 増山氏

平成26年節分追儺祭斎行

2014年2月3日 月曜日

朝6時半の開門から間もなく、総代さんたちが参集し、節分景品の運び込みや整理、各所の設営にあたりました。

約3000点の福(景品)

約3000点の福(景品)

「こんなに暖かな節分は珍しいですね」「コートが要らなかった」などと口々に、参列の年男・年女の方々が集まって来ました。

福枡(ふくます)

福枡(ふくます)

定刻10時、兼務社の総代さんを中心にして最初の祭儀を執り行いました。

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平日ながら、境内に多くの人たちが集まる中、神戸(ごうど)青年の先導で斎主・祭員以下参列者が御殿に向かい参進しました。

10時式典

10時式典

祭典では一人一人が厄除開運を願い玉串拝礼を行いました。

豆まき・宝まき 10時

豆まき・宝まき 10時

特設舞台から「鬼は外、鬼は外」「福は内、福は内」の声が境内一円に響きわたり、豆まき・宝まき神事となりました。

福くじに並ぶ大行列

福くじに並ぶ大行列

福小判を手にした人たちが一斉にくじ引換所に並び、あっという間に大行列が出来ました。

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参集殿では参列者の直会(なおらい)が始まりました。

直会(なおらい) 10時

直会(なおらい) 10時

儀式の緊張からあらたまり、お神酒をいただいて終始和やかに、限られた時間ながら楽しく穏やかな一時となりました。

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撮影 : 藤沢市 増山氏

Fm yokohama 84.7 ON AIR

2014年2月2日 日曜日

いよいよ明日は節分です。

ご家庭でも季節行事である「豆まき」を行い、災いを打ち祓って良き一年の始まりにして欲しいと思います。

授与所では「福枡」(ふくます : 七号)や「福豆」を準備していますので、どうぞお越しください。

福豆

福豆

さて、今日も総代さんが境内外の注連縄(しめなわ)張りや「福くじ」の準備など、奉仕作業にあたっていただきました。

約3000枚のくじ

約3000枚のくじ

社殿内の設営はもとより、年男・年女奉仕者、協賛者ご芳名の掲示、看板や案内板の設置、駐車場など、終日にわたり準備万端整いました。

そして、習礼(しゅらい)といって儀式の予行練習もしっかりと行いました。

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午後にはFM横浜(84.7MHZ)の番組「Lucky Me」で、DJの池田清子さんが当社を訪れ、神社の歴史やご祭神、節分祭の内容や人形感謝祭(3月17日)などについての取材(生放送)がありました。

赤鬼

赤鬼

明日は10時・12時・15時に節分追儺祭(せつぶんついなさい)と宝まき・豆まき神事を執り行います。

多くの皆様の来社をお待ちしています。

神道は日本のこころ

2014年2月1日 土曜日

昨日は旧暦の正月でしたが、中国や台湾では春節を迎えました。横浜の中華街でも正月を祝って華やかなイベントが催されています。

我が国では、明治6年から採用された太陽暦の元旦(1月1日)とともに、古くから和歌や俳句などで春の始まりとされる「立春」が、自然の流れで正月に相応しいと感じます。

さて、如月(きさらぎ)を迎えて「月次祭」(ついなみさい)を斎行(さいこう)し、皇室・国家、氏子・崇敬者の安寧と限りない繁栄を祈念しました。

土曜日でしたが企業の朔日(ついたち)参りや神前奉納、厄除祈願や初宮参り、交通安全祈願などのお参りが終日続きました。

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旧臘(きゅうろう : 昨年の12月)にお知らせしましたが、第3回神社検定(神道文化検定)が来る6月29日(に実施されます。

今回は参級(3級)・弐級(2級)に加えて、壱級(1級)の検定も行われます。(プチ検定に挑戦!

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昨年は神宮への参拝者が1400万人(年間)を超え、空前のお伊勢参りとなりましたが、今年に入ってからも「お蔭参り」の善男善女で賑わいは更に増しているようです。

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全国的にも神社めぐりや御朱印参拝は多く、鎮守の杜(ちんじゅのもり)に癒(いや)されながら、神道を通して日本のこころ、日本文化の根源を求める人たちが増えているように思えます。

6nihon no matsuri

検定に出題される問題は、上記の公式テキストや問題集などもありますので、日本人のこころを再発見してみませんか。