朝6時半の開門から間もなく、総代さんたちが参集し、節分景品の運び込みや整理、各所の設営にあたりました。
「こんなに暖かな節分は珍しいですね」「コートが要らなかった」などと口々に、参列の年男・年女の方々が集まって来ました。
定刻10時、兼務社の総代さんを中心にして最初の祭儀を執り行いました。
平日ながら、境内に多くの人たちが集まる中、神戸(ごうど)青年の先導で斎主・祭員以下参列者が御殿に向かい参進しました。
祭典では一人一人が厄除開運を願い玉串拝礼を行いました。
特設舞台から「鬼は外、鬼は外」「福は内、福は内」の声が境内一円に響きわたり、豆まき・宝まき神事となりました。
福小判を手にした人たちが一斉にくじ引換所に並び、あっという間に大行列が出来ました。
参集殿では参列者の直会(なおらい)が始まりました。
儀式の緊張からあらたまり、お神酒をいただいて終始和やかに、限られた時間ながら楽しく穏やかな一時となりました。
撮影 : 藤沢市 増山氏