2014年2月17日 のアーカイブ

としごいのまつり

2014年2月17日 月曜日

本日は宮中や伊勢の神宮、全国津々浦々の神社で「祈年祭」(きねんさい ・ としごいのまつり)が執り行われ、五穀豊穣と国家安泰の大義が神々の祈られます。

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当社でも定刻10時、延喜式内社として国司(こくし)が幣帛(へいはく)をたてまつった古例に倣(なら)い、氏子から選ばれた白丁(はくちょう)役が唐櫃(からひつ)を担ぎ、地区自治会連合会長が代表して幣帛料を供え、責任役員が祭文(さいもん)を奏上(そうじょう)しました。

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「年」(とし)とは穀物、特に稲をいい、祝詞(のりと)では五穀豊穣とともに、商工業、諸産業の発展を祈りました。

秋に執り行われる「新穀勤労感謝祭」(新嘗祭)と対になっている歴史ある大切なおまつりです。

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氏子中には祈りをこめた神さまのお神札(おふだ)が頒布(はんぷ)されます。

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大雪による影響が及んでいますが、悪しき風、荒き水に遭うことなく、実り豊かに秋のおまつりが執り行えるよう、各々が願いました。

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3月の年度末まで諸行事はありますが、自治会長さんや総代さんが参列する祭儀はこれでお仕舞いとなります。