10時の式典を終えるや否や、片付けとともに12時の準備を進める中、ぞくぞくと参列のみなさんが集まって来ました。
12時と15時の祭儀では古式「鳴弦之儀」(めいげんのぎ)と「鬼遂之儀」(おにやらいのぎ)を行うこともあり、役をお願いする方々と打ち合わせを行いました。
また、正装(せいそう)となる裃(かみしも)の着付けも短時間で手際よく進めることが出来ました。
読売新聞や神奈川新聞の取材の他、市広報市民カメラマンやタウン誌の撮影、またFM湘南ナパサの中継など、様々な広報が重なりました。
(掲載記事につきましては後日お知らせします)
事故が起こらないよう警察の指導のもと、交通指導員や防犯指導員、また観光ボランティアのみなさんが快くご協力していただき、支障なく行うことが出来ました。
最終の15時は年男・年女奉仕者も倍近い人数となり、授業の終わった小学生で境内は大変賑やかになりました。
古式「鳴弦之儀」では、梓弓(あずさゆみ)を引いて四方(しほう)と天地(てんち)の邪気(じゃき)を打ち祓い、邪気の象徴である鬼(赤鬼と青鬼)を「鬼遂之儀」で豆打ちをして追い出しました。
今年も髙田川親方(元関脇安芸乃島)を始め、部屋の力士たちに特別参加してもらいましたが、大きな力士の存在自体に邪気を打ち払う力を感じるように思えます。
もちろん集まった皆さんもお相撲さんたちの大きさに驚き、喜んでいました。
福(景品)を得て喜ぶ人たちの笑顔、豆を打たれて逃げる鬼を見て微笑む姿、境内には沢山の笑顔があふれていました。
明日は立春大吉、各家庭に福がもたらされて幸せな一年となるようお祈り申し上げます。
撮影 : 藤沢市 増山氏