2014年2月5日 のアーカイブ

雪景色

2014年2月5日 水曜日

昨夕の雪は短時間でしたが、明るくなった今朝の境内はうっすらと白銀に包まれていました。

第一駐車場

第一駐車場 朝7時

(あらた)しき 年の始めに 豊(とよ)の年 しるすとならし 雪の降れるは 『万葉集』 大伴家持

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今月は当社(17日)を始め、兼務14社で「祈年祭」(きねんさい)を斎行(さいこう)し、五穀豊穣・諸業繁栄を神々に祈りますが、「年」(とし)は稲や穀物、またその稔りをいいます。

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昔から雪は稲の花といわれ、「豊年の瑞」(ほうねんのしるし)、「五穀の精」(ごこくのせい)ともいわれるもので、豊年の瑞兆(*ずいちょう)であって欲しいと願うばかりです。

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*瑞兆(ずいちょう)~めでたい前兆(ぜんちょう)。瑞祥(ずいしょう)。瑞徴(ずいちょう)。

初午祭

2014年2月5日 水曜日

立春正月の昨日は、2月最初の午(うま)の日「初午」(はつうま)にあたりました。

全国津々浦々におまつりされるお稲荷さんの総本社は伏見稲荷大社(京都)ですが、稲荷山に神さまが鎮座されたのが、和銅4年(711)2月午の日であったことから、昨日は全国各地で「初午祭」(はつうまさい)が執り行われました。

工場のお稲荷さん

工場のお稲荷さん

立春大吉でもあり、当社でも朝から工場や地域のお稲荷さんの初午祭のご奉仕がありました。

お稲荷さんは農耕の神さまでしたが、次第に商家の間で信仰が高まり、商売繁盛の神さまとして崇められ広まったものです。

初午祭

初午祭 神酒拝戴(しんしゅはいたい)

鳥居を新造して初午を迎えたお稲荷さんもあり、社業の安全と発展の思いが込められていました。

池端 金山稲荷神社

池端 金山稲荷神社

冷たい雨が落ちる中での初午祭でしたが、風になびく幟(のぼり)が厳粛な気持ちへと心情をも誘(いざな)ってくれました。

工場のお稲荷さん

工場の初午祭