2013年4月 のアーカイブ

「動座祭」 宵宮のまつり

2013年4月21日 日曜日

昨晩から強い雨が降り、お昼近くまで続きました。

DSCF3004 DSCF3001 (2) DSCF3014

青年会は神輿の清掃と飾り付け、山車の組み立て、総代さんは明日の供奉行列の祭具準備、自治会は神楽の用意など、、、それぞれの支度にあたりました。

DSCF3018 IMG_3576 DSCF3008

お昼過ぎには、青年会と総代さんで粽(ちまき)の詰まった俵(約15㎏)を担ぎ、粽行事の習礼(しゅらい)を行いました。

神さまの神威(しんい)がこもると、更にずっしりと重く感じることでしょう。

IMG_3584 IMG_3568 IMG_3587

午後6時55分、参集殿前で手水の後、青年会の鉄棒(かなぼう=鉄杖)を先導に御殿に関係者が参進しました。

IMG_3591 IMG_3594 IMG_3599

三和会・栗原祭保存会・神戸青年会の打ち鳴らす太鼓の音が、静まった神域から比々多の里にどよみました。

厳粛に動座祭を斎行し、神さまはお神輿にお遷りになりました。明日の午後には、一年に一度の旅に出掛けられます。

IMG_3609 IMG_3589 IMG_3611

例祭式は明日の午前10時です。

大祭前々日

2013年4月20日 土曜日

大祭前々日を迎えました。

DSCF3011 DSCF3015 DSCF3019

今年の餅つきは三ノ宮の当番でした。

動座祭(宵宮祭)、例祭(れいさい)、鎮座祭(ちんざさい)、行在所(あんざいしょ)、元宮(もとみや)、摂末社(せつまっしゃ)のお供えと、粽行事(ちまきぎょうじ)に振る舞うお餅をつきました。

DSCF3021 DSCF3021 (2) DSCF3024

朝8時から総代さんが集い、境内外(けいだいがい)の注連縄(しめなわ)張り、バス運行路に駐車禁止の看板立て、奉納芳名板の設営、警固用杖づくりなど、終日ご奉仕いただきました。

DSCF3045 DSCF3047 DSCF3054

時折雨が降りましたが、何とか今日予定していた準備を無事終えることができました。

IMG_3613 DSCF3027 DSCF3025

社務所では、神さまの宿る神籬(ひもろぎ)、お祓いに用いる大麻(おおぬさ)、祈りをこめてご神前に捧げる玉串(たまぐし)などを奉製(ほうせい)しました。

明日は行列具の準備にあたり、午後7時の宵宮(よいみや)である動座祭(どうざさい)に備えます。

北金目のおまつり

2013年4月20日 土曜日

本日は兼務社の北金目神社(平塚市北金目)・神明社(伊勢原市上平間)のおまつりでした。

北金目の地は、近年区画整理事業で大きく様変わりしましたが、「不易流行」(ふえきりゅうこう)、いつまでも変わらないものと時代に応じて変わるものが混在しながら発展しています。

DSCF3007

北金目神社は、古より熊野権現と親しまれる古社で、平塚市では最も古いお社の一つです。

DSCF3010

本日は「穀雨」で、万物に恵みもたらす雨が降りましたが、何とかお祭りは無事盛大に行うことができました。

万民豊楽のおまつり

2013年4月19日 金曜日

昨日に比べて気温がかなり下がったせいか肌寒く感じる一日となりました。

明日は二十四節気の一つ「穀雨」にあたりますが、予報では明日・明後日と雨が降るようです。

伊勢原市では乾燥注意報が続き、穀物や木々にとってはまさしく恵みの雨ながら、大祭前につきお天気が一番の心配ごとです。

DSCF3005

今日は警察から車両進入禁止の標識を借りたり、山車運行路の枝処理作業、また路線バスの臨時便運行などについてバス会社と話し合いました。

2斗1升4合の餅米を洗って、明日の餅つきの段取りも整いました。

祭典参列者もほぼ確定し、御礼状や領収証、席札、下足札、駐車場準備など、、、細かな用意も進んでいます。

神奈川新聞 18日

神奈川新聞 18日

境内では、露天商の搬入準備や配線工事なども始まりました。

16日から連日連夜、青年会の太鼓練習にも力が入っています。

「五穀豊穣」「国土安泰」を祈り、万民の豊楽を願うおまつりを、氏子を挙げて賑々しく盛大に行いたいと思います。

安定と加護

2013年4月18日 木曜日

個人の一生で、出生、七五三、成人式、結婚式、厄年、年祝い、葬儀など、成長の過程で行われる儀礼を人生儀礼といい、順次経験していくことから通過儀礼ともいいます。

私たちは安定した生活を送るために、昔からこれらの節目を大切に過ごしてきました。そのために神さまや仏さまのご加護をいただくわけです。

日の本(もと)に生れ出(い)でにし益人(ますひと)は神より出でて神に入るなり

これは江戸時代の伊勢神宮の祠官・中西直方という方の歌ですが、神道の死生観ともいえます。私たちはもともと神さまから生まれてきたのだから、神さまの御許(みもと)に帰っていくというものです。

saidan

さて、昨晩は通夜祭(つやさい)・遷霊祭(せんれいさい)、本日は葬場祭(そうじょうさい)・火葬祭(かそうさい)・帰家祭(きかさい)・十日祭(とおかさい)と、2日間にわたり神葬祭(しんそうさい)のご奉仕がありました。

神葬祭では祭詞(さいし)を奏上する際に、故人の経歴や人柄、功績などを読み上げ、御霊(みたま)の安定を祈るとともに、代々の祖霊(それい)とともに葬家や遺族のご加護を願います。

ei

正服の準備

2013年4月16日 火曜日

昨日は4月の折り返しとなる15日、常の如く「月次祭」(つきなみさい)を執行し、皇室の弥栄と国の繁栄、氏子崇敬者の安寧を願い上げました。

さて、いよいよ大祭(4月22日)まで一週間を切りました。

昨日は、大祭で着装する正服(せいふく)を装束箪笥(しょうぞくだんす)から出して、風を通しながら室内に干しました。

大祭で神職が身につける正服

大祭で神職が身につける正服

普段のご祈願では、狩衣(かりぎぬ)に差袴(さしこ=指袴)を着け、烏帽子(えぼし)姿です。

大祭式となると、指貫(さしぬき=奴袴 ぬばかま)という括緒(くくりお)の袴(はかま)に、単(ひとえ)、その上に袍(ほう)を着て、冠(かんむり)を被(かぶ)る「衣冠」(いかん)姿で神前奉仕に臨みます。

ikanまた、昨晩は3時間にわたる総代会議を行い、駐車場の確保や看板立て、祭典や行列奉仕の役割など、今後の具体的な準備について詳細な打ち合わせを行いました。

そして、露天商(西湘イベント組合)と念書を取り交わし、事故防止とともに境内の尊厳護持のため、清掃などの協力をお願いしました。

昨年は日曜日、一昨年は東日本大震災の直後ということもあり、出店が限られていましたが、今年は多くの出店で賑わいを増しそうです。

境内の植木市

境内の植木市

境内の杜には瑞々しい若葉が出てきました。「みどりの月間」(4月15日-5月14日)となりましたが、植木市を目当てにお参りの方も多いようです。

笠窪のおまつり

2013年4月15日 月曜日

昨日は笠窪・神明神社の例祭(れいさい)でした。

DSCF3012

午前10時から例祭式を斎行し、午前と午後の2回に分けて、子供神輿とお囃子(はやし:太鼓車)が氏子中を巡りました。

DSCF3011

笠窪のお宮は、不運にも近年2回もの火災に遭っていますが、今の社殿は平成14年に建て直され竣工しました。

DSCF3009

PTAや子供会の協力で、境内には非常に多くの親子が集まり、今年も賑やかなおまつりとなりました。

DSCF3014

賑やかな境内③ 結婚式

2013年4月14日 日曜日

午後からは2件目の結婚式のご奉仕でした。

DSCF3011

巫女(みこ)さんも結婚式とあって、「習礼」(しゅらい)を繰り返し式に臨みました。

DSCF3015

牡丹桜(ぼたんざくら)の花びらが舞う春たけなわの境内を、今まで歩んできた道、今後歩む道を確かめるように、ゆっくりと参進しました。

DSCF3018

当社の結婚式では、〝 神さまのしるし 〟 となる御神札(おふだ)には、「祈 夫婦和合」と墨書しています。

これからもお互いに謙虚な気持ちで助け合い、力を合わせて明るく元気な家庭を築いていただきたいと思います。

DSCF3029 (2)

式後に参集殿において会食をなされました。

お二人の幸せとご両家の交流、益々の繁栄をお祈り申し上げます。

賑やかな境内② 結婚式

2013年4月14日 日曜日

午前中、神前結婚式がありました。

境内では幟立ての作業が進められ、少々ヒヤヒヤしましたが、参進する時間には何とか間に合いました。

DSCF3007

お婿さんは紋付き羽織袴姿、お嫁さんは白無垢(しろむく)姿がとてもお似合いでした。

最近は白無垢に綿帽子(わたぼうし)、または洋髪が多いためか、文金高島田(ぶんきんたかしまだ)の髷(まげ)に角隠(つのかく)しは、とても綺麗で清楚な雰囲気でした。

DSCF3002

新婦さんは花を育てる仕事に携わり、生花を盛った素敵なリングピローを用意されました。

DSCF3023

ご家族ご親族との集合写真の後、色打ち掛けに着替えられ、境内で写真を撮られました。

ひときわ境内が華やぎました。

DSCF3029

ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せにお過ごしください。

賑やかな境内① 初宮参り

2013年4月14日 日曜日

今日は安産祈願の吉日「戌の日」。

朝から多くの妊婦さんがお参りになりました。

また、初宮参りの家族連れも大勢お見えになりました。

その一部をご紹介いたします。

DSCF3001

DSCF3004

DSCF3005

DSCF3027

本日はおめでとうございました。

今後とも心身ともに健やかに成長しますように。