今日は粽行事(ちまきぎょうじ)に用いる俵(たわら)を総代さんたちがつくりました。
今年も御神田でとれた古代米の藁(わら)を用い、藁選(わらすぐ)り、藁打ち、桟俵(さんだわら)、編み込みなど、それぞれ段取り良く仕事が捗(はかど)りました。
総代さんは毎年3人ずつ入れ替わりますが、器用な人が集まったお蔭で出来映えも非常に良いようです。
稲藁(いなわら)を用いた注連縄(しめなわ)や俵、草鞋(わらじ)、箒(ほうき)、莚(むしろ)などは、稲作文化がもたらした生活の副産物といえますが、こうした伝統や技術がしっかりと紡(つむ)がれることはありがたいことです。
あっという間に、例祭と国府祭に用いる4つの俵が見事に出来上がりました。
大祭には粽が詰められ、神輿の鎮座を寿(ことほ)いで粽行事が行われます。
どうぞ楽しみにお参りください。