相模国三ノ宮・比々多神社

正服の準備

昨日は4月の折り返しとなる15日、常の如く「月次祭」(つきなみさい)を執行し、皇室の弥栄と国の繁栄、氏子崇敬者の安寧を願い上げました。

さて、いよいよ大祭(4月22日)まで一週間を切りました。

昨日は、大祭で着装する正服(せいふく)を装束箪笥(しょうぞくだんす)から出して、風を通しながら室内に干しました。

大祭で神職が身につける正服

大祭で神職が身につける正服

普段のご祈願では、狩衣(かりぎぬ)に差袴(さしこ=指袴)を着け、烏帽子(えぼし)姿です。

大祭式となると、指貫(さしぬき=奴袴 ぬばかま)という括緒(くくりお)の袴(はかま)に、単(ひとえ)、その上に袍(ほう)を着て、冠(かんむり)を被(かぶ)る「衣冠」(いかん)姿で神前奉仕に臨みます。

ikanまた、昨晩は3時間にわたる総代会議を行い、駐車場の確保や看板立て、祭典や行列奉仕の役割など、今後の具体的な準備について詳細な打ち合わせを行いました。

そして、露天商(西湘イベント組合)と念書を取り交わし、事故防止とともに境内の尊厳護持のため、清掃などの協力をお願いしました。

昨年は日曜日、一昨年は東日本大震災の直後ということもあり、出店が限られていましたが、今年は多くの出店で賑わいを増しそうです。

境内の植木市

境内の植木市

境内の杜には瑞々しい若葉が出てきました。「みどりの月間」(4月15日-5月14日)となりましたが、植木市を目当てにお参りの方も多いようです。

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