2012年10月 のアーカイブ

道灌まつり

2012年10月16日 火曜日

13日(土)・14日(日)は第45回伊勢原観光道灌まつりが開催されましたが、天気にも恵まれ市内外から多くの人たちが訪れた様子です。

さて、13日は禰宜がPTAのお役目で「第8回いせはら独楽小学校対抗選手権大会」に出掛けました。

伝統玩具である大山独楽による寿命と的投げの個人・団体戦の競技ですが、比々多小学校が「的独楽」の部で、見事3度目の優勝を果たすことが出来ました。

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また、14日は第38回商工まつりで、神輿の渡御が行われ、例年通りお祓いに出掛けました。

万灯神輿

万灯神輿


秋空に太鼓の競演

2012年10月14日 日曜日

地区戦歿者慰霊祭の後、招魂社を正面に望む神社第二駐車場において、太鼓連による鎮魂奉納太鼓が行われました。

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先ず、開会に先立って招魂社に向かい、参加者全員で拝礼をいたしました。

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老若男女が一つとなって、打ち鳴らす太鼓の音に心を寄せて、地域の先人に感謝の真心を捧げました。

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澄みわたる秋空の下、9団体の太鼓の競演は、比々多の郷に響きわたりました。

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先人への感謝を忘れずに

2012年10月14日 日曜日

正祭(しょうさい)の祭典を修めて間もなく、神社西側の招魂社において、地区戦歿者慰霊祭を執り行いました。

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招魂社には、日清・日露戦争をはじめ先の大戦に至るまで、尊き命を落とされた地域の先人182柱の名前が石碑に刻まれています。

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沖原光孚(おきはらこうふ)陸軍中将(明治時代の軍人)の筆による「忠勇貽範」(ちゅうゆういはん)と記された石碑の前に祭壇を設け、青葉常磐木(あおばときわぎ)に御幣(ごへい)を垂らし、英霊を招魂いたしました。

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傷痍軍人会や軍恩会など、90歳以上の人たちも元気に参列、遺族会、県議、市議など、地区自治会連合会主催のもと大勢参列いたしました。

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現今の繁栄と発展の礎を築かれた先人への感謝の念を忘れずに、後の世に伝えることが私たちの使命です。

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招魂社には、当時の報国会などによる慰霊塔や忠魂碑、殉国碑、殉難碑、凱旋記念碑などが数多く建てられています。

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正祭

2012年10月14日 日曜日

本日は秋のおまつりで正祭(しょうさい)。

遥か第10代崇神(すじん)天皇の御代、神地として神戸を賜ったことに感謝するおまつりです。

昔も今も参進を告げる鐘の音

昔も今も参進を告げる鐘の音

定刻午前9時、社務所前で手水を済ませ、宮司以下祭員、並びに責任役員、自治会、青年会、総代が秋の澄んだ空気の中、御殿に向かい参進しました。

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総代さんは、国府祭(5月5日)以来の正装(羽織袴)での参列です。

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ご神前には、海川山野のお供え物(神饌)や篤志者による沢山の奉納品が上がりました。

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10時からの地区戦歿者慰霊祭、兼務社・真田神社の月次祭(つきなみさい)や地鎮祭などもあり、準備に大あらわとなりましたが、無事恙なくご奉仕できました。

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総代さんたちの晴れ姿です。

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祭典準備

2012年10月13日 土曜日

明日の正祭(しょうさい)、比々多地区戦歿者慰霊祭・鎮魂奉納太鼓の準備で、早朝から自治会連合会の皆さんがテント張りやライン引きなどの支度をしました。

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また、シルバーの人たちが招魂社の清掃奉仕。

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そして、総代さんたちは境内外の注連縄を張り替えたり、御神木の縄を綯(な)いました。

神前奉納

神前奉納

境内には、七五三連れの家族が多く見られました。

明日はおまつり日和の陽気となりそうです。

太田資長命(太田道灌公)を称えて

2012年10月12日 金曜日

伊勢原市内において、明日・明後日は「伊勢原観光道灌まつり」が開催され、市内外から多くの人たちが訪れます。

伊勢原は太田道灌公の終焉の地(糟屋で謀殺)であり、江戸城築城など文武両道に活躍した道灌公の遺徳を偲んで行われています。

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道灌公を物語る「山吹の里」という伝説があります。

父を訪ねる途次、越生(おごせ:現在の埼玉県入間郡)で雨に遭い、農家で蓑(みの)を所望したところ、娘が一輪の山吹の花を差し出したという。

七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき  『後拾遺和歌集』

後に家臣にそのことを告げると、娘は上記の歌で〝蓑と実の〟を掛けて、貧しくてお貸しできないのを奥ゆかしく断ったのだと知り、恥じて歌道に精進したといいます。

道灌まつりポスター

道灌まつりポスター

市内には墓所として、首塚とされる大慈寺(だいじじ:下糟屋)、胴塚とされる洞昌院(とうしょういん:上粕屋)がありますが、あまり知られていないのが、五霊神社(ごりょうじんじゃ:伊勢原市上粕屋〆引)に御霊がおまつりされていることです。

社伝によれば、江戸中期(宝永年間)に三ノ宮の御領原(ごりょうはら)から現在の地へ遷されたとされます。

当地は国府跡地といわれ、平安の世には疫神や怨霊を鎮める御霊会(ごりょうえ)が行われたと考えられます。

明日は五霊神社において、御祭神である太田資長命(おおたすけながのみこと:太田道灌公)を称えて、例祭(大祭)が執り行われます。

五霊神社の本殿扁額

五霊神社の本殿扁額

社名の扁額(へんがく)には、「従四位子爵太田資業敬謹書」と記されています。

太田資業は、江戸末期の大名で藩主(遠江国掛川藩・上総国松尾藩)、版籍奉還(はんせきほうかん)で藩知事となった資美(すけよし)の子です。

神前結婚式

2012年10月11日 木曜日

本日の正午、神前結婚式を執り行いました。

結婚式の前にご家族お揃いで

ご家族お揃いで

予報では雨だったので、皆さん青空以上に晴れがましい笑顔でした。

おめでとうございます

おめでとうございます

新郎は紋付き羽織袴、新婦は白無垢がとてもお似合いでした。

最高の笑顔で

最高の笑顔で

午前中に稲刈りを行いましたが、田から採れた〝 たからもの 〟 命の根である〝 イネ 〟 の話を引き合いに、それぞれの根っこである親への感謝についてお話させていただきました。

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本日はまことにおめでとうございました。お幸せに。

小学生の稲刈り体験

2012年10月11日 木曜日

本日の午前中、比々多小学校5年生の稲刈り体験が行われました。

6月の田植え体験に続くもので、御神田(神奈川県神道青年会)の一部をお借りしました。

行事の前にお祓い

行事の前にお祓い

当社の責任役員さんが耕作者として管理してきたものですが、子供たちは先生からその説明をしっかりと聞いていました。

初めての稲刈りという子も大勢

初めての稲刈りという子も大勢

子供たちが稲を刈り、運んだものをお手伝いの保護者が縛りました。

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「またがない!」「揃えて~」「丁寧に~」・・・などの声を上げながら順調に進み、予定時間で無事に終了しました。

はさがけ

はさがけ

途中、ポツポツと雨が落ちましたが、すぐに青空が広がり、怪我もなく済んで良かったです。

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天日干しの美味しい恵みを給食で食べられるのはいつ頃でしょうか。お楽しみに。

伊勢参り

2012年10月10日 水曜日

来夏予定されている第62回神宮式年遷宮の「御白石持行事」(おしらいしもちぎょうじ)の参加者状況が届きました。

宮司は全国女子神職協議会、禰宜は神奈川県神道青年会の企画で参加する予定になっています。

比々多神社はもとより、所管神社の神社役員・総代さんには、心からの多くの募材を集めていただきました。ご協力をいただいた篤志の皆さまに感謝申し上げます。

今後、所管神社はもちろんのこと、相模中連合支部や中・平塚・伊勢原連合神社総代会と連携を図りながら、伊勢への参宮団を募り、是非とも多くの方々とともにお参りしたいと思っています。

なにごとのおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる 西行

内宮 式年遷宮広報本部提供 

内宮  新嘗祭  

画像:遷宮広報本部提供

穏やかな陽気に包まれて

2012年10月9日 火曜日

一昨日のブログにも記しましたが、七五三参りが早期化していることもあり、昨日から看板・幟などの設置を急ぎ、本日はテント4張を設営して備えました。

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日中の境内では、秋の虫の鳴き声をよそに蝉が鳴き始めました。

穏やかな陽気に包まれて、厚木ウォーキング協会の皆さま(約200名)がお参りになりました。

ウォーキング協会の御一行

ウォーキング協会の御一行

昨日は酒祭(11月8日)のご案内を酒造酒販関係者にお知らせいたしましたが、新穀勤労感謝祭(11月23日)の案内も整い、14日の正祭・慰霊祭の折にお知らせする予定です。

双子のお宮参り  おめでとうございます

双子のお宮参り  おめでとうございます

いつはりの世をまだしらぬ幼子がこころや清きかぎりなるらむ 明治天皇御製