2011年10月 のアーカイブ

正祭・慰霊祭

2011年10月16日 日曜日

昨日の雨が嘘のような秋晴れの本日、午前9時に「正祭」(しょうさい)、午前10時に慰霊祭が執り行われました。

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朝7時過ぎには総代さんたちが集まり、それぞれの支度をしていただきました。

正祭は崇神天皇の御代に神地「神戸」(ごうど)を賜ったことに由来する感謝のおまつりです。

責任役員・総代・氏子自治会長・各青年会長が参列し、厳粛に修められました。

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続いて、比々多地区戦没者の慰霊祭を招魂社で執り行いました。

本祭儀は、比々多地区自治会連合会の12自治会(木津根橋自治会含む)との共催で行っています。

182柱の英霊を招魂し、御名を称えて現今の繁栄、お蔭に感謝の誠を捧げました。

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遺族の高齢化とともに戦争が風化することを防ぐ意味でも大切な祭儀です。遺族会、軍恩会、傷痍軍人会、市議・県議、自治会が一つになって地域の発展をも願いました。

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式後の直会(なおらい)で、傷痍軍人会の古老からは、「戦地で満月のお月さまを眺めながら、比々多の太鼓を思い出しました。午後の太鼓奉納では、戦友の元に届くように力一杯太鼓を叩いてください。」とお言葉をいただきました。

鎮魂奉納太鼓の様子は、次のブログでご紹介いたします。

神前結婚式

2011年10月15日 土曜日

本日、ご神前では結婚式が執り行われました。

2・3日前から雨の心配ばかりでしたが、午前9時頃には土砂降り。境内での写真撮影や御殿までの参進を取り止めることも考えましたが、新郎新婦並びにご両家の皆さまが到着の頃には、ピタリと雨が上がりました。

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ご神前での結婚式に強い思いをお持ちのお二人の気持ちが通じたようでした。足下は多小濡れていましたが、参道を厳かに参進することが叶い、喜びに満ちていました。

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新郎は羽織袴、新婦は白無垢がとてもお似合いのお二人でした。ご結婚おめでとうございます。

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また、夕方には出張結婚式(元湯陣屋)のご奉仕をいたしました。

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「三三九度」(さんさんくど)の儀式では、新郎新婦が神さまのお酒を酌み交わし、夫婦の契りを固めます。固唾を呑む親御さんの姿には、感銘を受けずには居られません。

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結婚式は、数ある人生儀礼の中でも最も晴れやかな人生の節目。いただいた命に感謝し、明るく楽しい家庭を築き、子孫繁栄へと繋がっていくことをお祈り申し上げます。

本日はまことにおめでとうございました。

今日の出来事

2011年10月15日 土曜日

明日の正祭(秋の大祭)・地区戦没者慰霊祭を前に、早朝から総代さんが注連縄張り、自治会長さんが太鼓奉納準備、シルバーの方々が清掃奉仕で大勢集まりました。

神社下の御神田では、神奈川県神道青年会の抜穂祭が斎行されました。祭典前には雨が上がりましたが、残念ながら稲刈りは来週に持ち越しです。しかしながら、稔りへの感謝の念が込められました。

抜穂祭後に御神田の前で

抜穂祭後に御神田の前で

稲穂は懸税(かけちから)として、伊勢の神宮をはじめ県内神社のご神前に上がります。

また、当社注連縄用の藁として利用させていただきます。

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イセヒカリの稔りは上々の様子です。

午後には、兼務社・日月神社(伊勢原市沼目)の境内社、疫神社(えきじんしゃ)の例祭と地区戦没者の慰霊祭が執り行われました。

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地域に流行病などの疫病が入ってこないようにとの願いから、古くより行われています。

講和記念碑の前で

講和記念碑の前で

昨日は伊勢原市全体の慰霊行事が行われましたが、明日は比々多地区の戦没者慰霊祭です。

先人に恥じぬ生き方、自らの生業に励みたいと思う所存です。

七五三参り

2011年10月14日 金曜日

11月15日は七五三。男児3歳と5歳、女児3歳と7歳のお祝い行事です。

この日に行われるようになったのは、二十八宿(にじゅうはっしゅく)の「鬼宿日」(きしゅくにち)といって、百事に良い日とされ、名誉や長寿を祝う日であるためです。また、11月は秋の実りに感謝する時期にも重なり、満月の15日(旧暦では必ず15日が満月)が選ばれました。

江戸時代に5代将軍綱吉の子・徳松の3歳のお祝いを行ったのが始まりともされています。

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本年から七五三参りに授与する御守が新しくなりました。子育ての神さまである天明玉命(アメノアカルタマノミコト)の象徴ともいえる勾玉(まがたま)をあしらい、難を除ける黄色を基調に可愛らしい巾着型に仕立てました。

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親御さんの年祝いへの思いは、いつの時代も変わらないものです。これまでの無事成長に感謝するとともに、更なる健やかなる成長を祈願いたします。

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作法について

2011年10月13日 木曜日

本日早朝、伊勢原市倫理法人会モーニングセミナー(於:フォーラム246)において、「神社の歴史と作法2」という題目で、昨年に続いて禰宜が40分の講演をさせていただきました。

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神社の歴史やまつりについての総論、そして手水の作法やお参りの仕方、礼作法について実演を交えながら具体的にお話をいたしました。また、祝儀・不祝儀についての説明なども行いました。

戦後間もなくまでは、知っていて当たり前のことも、現在では当たり前ではなくなっています。特に、生活に身近な作法について感心した方が多かった気が致します。

さて、昨日は大工さんが神楽殿の屋根修理を行いましたが、本日は瓦屋さんが瓦の積み直しを施し、無事修繕が終わりました。

大工作業の終わった屋根

大工作業の終わった屋根

大震災7ヶ月の祈り

2011年10月12日 水曜日

あの大震災から昨日で7ヶ月。残念ながら少しずつ気持ちが薄れていきますが、新聞やテレビなど、マスコミに頼る社会では、その報道や情報で私たちの考え方も左右されるものです。

大切な事は気持ちを寄せること、折々にあの恐怖を思い出し語ることだと思います。それが地域の防災意識に繋がっていきます。

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今朝は早くから、台風15号で破損した神楽殿屋根の修繕工事のため、職人さんたちが作業を進めています。

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実りの季節

2011年10月11日 火曜日

今朝早く、氏子さんから新米の奉納がありました。今年の取れ高はかなり良い様子です。

来週以降、新穀勤労感謝祭(=新嘗祭 にいなめさい/11月23日)にお供えする献納米のお願いをいたします。氏子中の皆さま、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

御神田の稲穂

御神田の稲穂

神社下の御神田(神奈川県神道青年会)では、今週15日に稲刈りを行う予定です。週間予報では、午後雨マークが出ているので心配です。

十三夜にお供えした栗

十三夜にお供えした栗

さて、本日は大安で地鎮祭や稲荷祭などの出張祭典が重なりました。

介護保健施設の地鎮祭 

介護保健施設の地鎮祭 

今月は、地鎮祭や結婚式の予定が数多く入っています。週末は七五三のお参りも徐々に増えていきますので、ご予約はお早めにお願いいたします。

稲荷祭

稲荷祭

親の思い

2011年10月10日 月曜日

昨日同様、連休とあって御朱印で参拝される方の姿が目立ちます。

本日の戌(いぬ)の日にあやかり、安産祈願や岩田帯(腹帯)を授かりに来られる方もあります。

安産祈願 おめでとうございます

安産祈願 おめでとうございます

かつて源頼朝公は妻・政子の安産を願い、当社に神馬を奉納されました。(『吾妻鑑』)

絵馬掛の祈願絵馬には、多くの皆さまの思いが詰まっていますが、子供を授かる母親の願いが十分に伝わって来ます。

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人生の節目、子供の成長を祝う七五三も親の思いが表れます。

七五三参り おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

体育祭

2011年10月10日 月曜日

本日は体育の日。「スポーツに親しみ健康な心身をつちかう」と祝日法に記されています。

昨日は秋晴れの中、「第38回比々多地区体力づくり体育祭」が開催されました。

禰宜がPTAのお役目で終日参加いたしました。優勝は笠窪・もえぎ台(5連覇)、準優勝は白根、三ノ宮が見事3位となりました。

前日の準備から当日の運営、片付け等に携わらせて頂きましたが、体力づくりとともに地域の和がしっかりと結べました。

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来週(16日)は「比々多地区戦没者慰霊祭」、そして比々多地区太鼓連による「鎮魂奉納太鼓」があります。ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

また、兼務社(南金目神社・神明社・御嶽神社)の例祭が厳粛に執り行われました。南金目神社では、川前交友会や子供会・育成会により、盛大な神輿渡御もありました。

夕方、予報にない雨が落ちて来ましたが、賑やかに無事おまつりができました。

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秋晴れの三連休

2011年10月8日 土曜日

今日から三連休の方も多いと思いますが、秋晴れで天候はすこぶる良さそうです。

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

午前中の境内はお宮参りや七五三参りなどで賑わいました。

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

また、地鎮祭のご奉仕に伺ったお宅でいよいよ完成し、竣工のお祓いをいたしました。

新築家祓  おめでとうございます

新築家祓  おめでとうございます

新しい家はとても気持ちの良いものです。併せて、木の香りも芳しい神棚に御霊入れ式も執り行いました。

家庭のまつり 家族の絆の原点です

家庭のまつり  家族の絆の原点です