2011年7月 のアーカイブ

暑さとともに

2011年7月3日 日曜日

暑くなる季節とともに、スズメバチがせっせと巣をつくっていました。こちらも怖いので、除去させてもらいました。

軒先の蜂の巣

軒先の蜂の巣

御神田の苗もこの日差しで随分背を伸ばしています。苗の間を2羽の子鴨が、楽しそうに泳いでいました。

田を泳ぐ子ガモ

苗の間に顔をのぞかせる子ガモ

昨日に続いて、陣屋で出張結婚式のご奉仕がありました。羽織袴・白無垢がとてもお似合いのお二人でした。着物は暑かったと思いますが、そんな様子を感じさせませんでした。

おめでとうございます

御結婚おめでとうございます

会社工場で、夜間勤務の従業員が物影を見たり、物音がするなどの災いが生じたということで、厄災消除のお祓いに伺いました。

政府は、東京電力・東北電力管内の大口需要家に対して、電力使用制限令を発動しましたが、土日勤務や夜間操業などで就業環境に変化が生じ、心身ともに疲労することもあるかと思います。

車のお祓い

車のお祓い

ボーナス時期で車を購入される方も多く、交通安全祈願祭・車輌清祓もありました。

車内温度は高くなるので、クーラーを強めに掛けがちですが、時間にゆとりをもって窓を開けて温度を下げるなど、工夫をしたいところです。

 

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水神講

2011年7月2日 土曜日

今日は半夏生(はんげしょう)。梅雨が明け、田植えの終期といわれますが、近畿地方では蛸(たこ)を食す習慣があるようです。

日増しに暑さの増す時期だけに、栄養と休息をしっかり摂りたいところです。

邸内にある水神さま

邸内にある水神さま

さて、本日は平間地区の水神講。平間は稲作や畑作の盛んなところで、古くから水神講を組織して水の恵みに感謝しています。

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池のあるお宅と昭和水道の流れるところで水神祭、境内に水神社をまつる稲荷社、八坂社や龍神社の前で、恒例の水神祭を執り行いました。

お稲荷さん

お稲荷さん

さすがに、6ヶ所連続で祝詞を上げると、汗でびっしょりになりますが、これもこの季節の吉例です。

天王さん(八坂社)

天王森のお天王さん(八坂社)

昨日、電気の制限令が出されましたが、お蔭様で水は潤っている様子です。しかしながら、生産者の方は水を共有していただいてきたことに感謝の念を忘れずに、水神講を絶やさず続けています。

お寺の境内に鎮座する龍神社

お寺の境内に鎮座する龍神社

多少暑い中ではありましたが、雨に降られることもなく、無事神事を終えることができました。

昭和水道の上に鎮座する水神さん

昭和水道の上に鎮座する水神さん

水の恵みに感謝するとともに、生業に尚一層励まれ、豊かな稔りがもたらされますようお祈り申し上げます。

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文月

2011年7月1日 金曜日

今日から文月。お中元の品々も到来しており、御礼の手紙や暑中見舞いなど、文を書く季節です。

宮城県名取市で津波の被害に見舞われ、神棚も流された方からお神札を送って欲しいとの連絡が入りました。早速、筆を執って手配をいたしました。心の安寧を祈るばかりです。

神奈川県神社庁 7月ポスター

神奈川県神社庁 7月ポスター

当地は、しばらく雨の予報が続いていますが、気温もかなり高くなっています。神社では、お宮も社務所も各施設クーラーなしで過ごしていますが、こまめに水分だけは摂取するよう心掛けています。

今日は、月次祭(つきなみさい)で、氏子・崇敬者はもとより、国の安全と世界の平和を祈願いたしました。昨日、長野県で大きな揺れがありましたが、被災地の安全を願うところです。

暑さしのぎ(^^)/~~~風鈴

暑さしのぎ(^^)/~~~風鈴

お身体ご自愛のうえ、今月も元気にお過ごしください。

 

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夏越大祓

2011年7月1日 金曜日

昨日は全国津々浦々の神社で夏越大祓(なごしのおおはらえ)が執り行われました。

当社でも午後2時に大祓奉告祭、そして境内斎場において大祓神事を斎行いたしました。

氏子・崇敬者の人形(ひとがた)

氏子・崇敬者の人形(ひとがた)

半年の間に、知らず知らずに積もり積もった罪や穢(けが)れを祓い除け、元の健やかな身に立ち返る恒例式です。

社殿における大祓奉告祭

社殿における大祓奉告祭

所管の兼務社でも明日から順に大祓を執り行います。

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大祓の起源は、『古事記』『日本書紀』神話に見られるイザナギノミコトの禊祓(みそぎはらい)にさかのぼることができ、宮中でも古くから行われています。

玉串拝礼

玉串拝礼

浄衣(じょうえ)に身を包んだ神職と、忌着(いみぎ)を身に付けた参列者は、厳粛に祭典にのぞみました。

境内斎場での大祓神事

境内斎場での大祓神事

大祓詞(おおはらえことば)には、個人の浄化はもちろんのこと、社会全体の浄化を究極の目的とした祈りが込められています。共同体の和を大切にする日本人の心根が表れています。

祓物(はらえつもの)を取りさく神職

祓物(はらえつもの)を取りさく神職

祓物(はらえつもの)として、木綿(ゆう)と麻布を案上に準備し、小声で言葉を唱えながら八つに取りさきます。

木綿は古の「白和幣」(しろにぎて)にあたり、麻苧(あさお)を用い、麻布は「青和幣」(あおにぎて)にあたり、晒(さらし)を用います。

昔の衣服の料を贖物(あがもの=つぐないの代用品)としたものです。

大祓詞の奏上

大祓詞の奏上

 撫物(なでもの)である「人形」(ひとがた)に記された名前を宮司・禰宜が唱える間、権禰宜にあわせて参列者全員で大祓詞を何遍(なんべん)も奏上します。

茅輪くぐり

茅輪くぐり

水無月の なごしの祓 する人は ちとせの命 のぶといふなり 『拾遺和歌集』

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母のぶん もひとつくぐる 茅輪かな

限定 茅輪守 

限定 茅輪守 

この時期限定の茅輪守(ちのわまもり)も残り少なくなっています。神棚や玄関・門戸におまつりして、暑い夏を乗り切ってお過ごしください。

 

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